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恐る恐る振り返ると、もちろんそこに立っていたのは瑞稀くんで。
ご近所さんだから帰り道として使うのは当然と言えば当然なんだけど。
「……彼氏いんのに、はしもっちゃんに好きとか言ってんの？」
男なら誰でもいいわけ？と軽蔑したように言い放って、立ち去ろうとする。
橋本先輩のことなんて好きなわけないのに！
変な勘違いをされるのは嫌で、手を伸ばして瑞稀くんのシャツの袖をキュッと掴んだ。
『……橋本先輩のことなんて好きじゃないです』
「は？」
授業中、どんな意地悪を仕掛けてくる時でも、目だけは優しかったのに、
ぞくりとするような冷たい目、思わず怯んで手がすとんと落ちた。
……あ、瑞稀くんのシャツ、シワになっちゃった。
「……も、オマエらめんどくさいな！ちゃんと答え合わせ、したら？」
瑞稀もAちゃんも0点！俺よりバカ！と最上級のディスりを入れて、首をこてんと傾げる。
「……はしもっちゃんだけには馬鹿って言われたくないんだけど」
呆れたように肩を落として、私の方をちらりと見る。
向けられた視線はさっきのようなものじゃなくて、いつものに戻った。
『瑞稀くん、答え合わせ、してくれますか？』
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kiyoko__KING(プロフ) - 瑞稀くんの俺様帝王感ツボです。いつも癒しありがとうございます。 (2019年4月21日 0時) (
レス) id: e9d1effcf1 (このIDを非表示/違反報告)
ろんさん - 井上瑞稀くんが好きで読んでみました。同級生とかの話もすごく好きなんですが、瑞稀先生...（言ってみたかった）..めっちゃアリだぁー と楽しみながら読んでました！アオさんのＤｉｓｔｉｎｙも読みました！とても感動しました！次の投稿楽しみにしてます！ (2019年4月15日 18時) (レス) id: e75be039f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アオ
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=blueao5&scr=novel/jeyuto01...
作成日時：2019年4月14日 16時
