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___「お邪魔します」
「瑞稀くん、よろしくね」
瑞稀くんがお母さんに話してくれて、今日から教えてもらうことになった。
週に２回、私の部屋で。
瑞稀くんを部屋に上げるのも恥ずかしいから、リビングでって言ったのに、
「勉強は自分の部屋でやった方がいいよ、そっちの方集中出来るし」
と瑞稀くんに言いくるめられた。
だから昨日は必死で大掃除して、なんとか見せられる部屋になった、……と思う。
『はい、どうぞ』
「ありがと」
小さな机を用意して、瑞稀くんにお気に入りのクッションを渡す。
自分の部屋で、男の人と二人きり、
小さい時からお世話になってきたお兄ちゃんと言えど、緊張する。
「…じゃ、はじめよっか」
『ね、瑞稀くん、』
「瑞稀くん、じゃないでしょ？」
片方だけの口角を上げて、首を傾げる。
「先生、ね」
『瑞稀、せんせい？』
「うん、よく言えました」
満足そうに頬を緩ませて笑う、瑞稀くん。
胸がドキン、と音を立てた。
いやいや、何ドキドキしてんの、
「勉強中は、先生ね」
『は、はい！』
「じゃあ、早速この間のテスト、見せてよ」
それは、ちょっと、……ね、先生？
ヘラヘラしてやり過ごそうかと思ったけど、瑞稀くん、…瑞稀先生には通用しなかった。
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kiyoko__KING(プロフ) - 瑞稀くんの俺様帝王感ツボです。いつも癒しありがとうございます。 (2019年4月21日 0時) (
レス) id: e9d1effcf1 (このIDを非表示/違反報告)
ろんさん - 井上瑞稀くんが好きで読んでみました。同級生とかの話もすごく好きなんですが、瑞稀先生...（言ってみたかった）..めっちゃアリだぁー と楽しみながら読んでました！アオさんのＤｉｓｔｉｎｙも読みました！とても感動しました！次の投稿楽しみにしてます！ (2019年4月15日 18時) (レス) id: e75be039f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アオ
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=blueao5&scr=novel/jeyuto01...
作成日時：2019年4月14日 16時
