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___『ただいまー』
玄関に入って、ローファーを揃えようと、しゃがんだ。
すると、昨日見かけたばっかりの、
『瑞稀くんの靴？』
「おかえり、A、さっきぶりだね？」
口角を上げているのに、目が笑ってない。
目を細めて楽しそうに笑うか、意地悪そうに笑うかのどっちかだから、
こんな瑞稀くんを見るのは初めて、かも。
『瑞稀くん何で？』
「Aのお母さんに会って、ご飯で食べてく？って聞かれたの」
今日、俺一人でさー、と視線を落として。
「ね、ご飯の時間まで勉強、しよっか？」
『え、』
「ほら、行くよ」
私の家なのに！私の部屋なのに！
ちょっと怒ってる？機嫌悪い？瑞稀くんに着いて階段を登る。
「入っていい？」
『……大丈夫』
どうせ、拒否権なんてないんだ。
昨日のまま(比較的)綺麗(め)な部屋に瑞稀くんが足を踏み入れた。
パタンとドアが閉まる、ここからは、
『瑞稀先生？』
疑問形でそう呼ぶと、うん、いい子、と頭を撫でられる。
男の人に頭を撫でられる、そんなシチュエーション、ドキドキしないわけが無い。
慌てて腰を下ろして、カバンから教科書を探す。
こんな顔、瑞稀くんに見せられない。
あれ、ないなー？なんて見つけられないフリをして、熱が覚めるまで時間稼ぎををした。
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kiyoko__KING(プロフ) - 瑞稀くんの俺様帝王感ツボです。いつも癒しありがとうございます。 (2019年4月21日 0時) (
レス) id: e9d1effcf1 (このIDを非表示/違反報告)
ろんさん - 井上瑞稀くんが好きで読んでみました。同級生とかの話もすごく好きなんですが、瑞稀先生...（言ってみたかった）..めっちゃアリだぁー と楽しみながら読んでました！アオさんのＤｉｓｔｉｎｙも読みました！とても感動しました！次の投稿楽しみにしてます！ (2019年4月15日 18時) (レス) id: e75be039f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アオ
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=blueao5&scr=novel/jeyuto01...
作成日時：2019年4月14日 16時
