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第2話 ページ2

天「幸の姉貴!?」

幸「そ」

貴「こんにちは。
幸がお世話になっております」


姉さんは深々と頭を下げた。


椋「すごい綺麗な人だね!」

幸「当たり前でしょ。
俺と同じ血が流れてるんだから」

天「幸と真反対だな…」

幸「なんか言った?」

貴「あの…」


後ろから姉さんが天馬を指さした。


貴「もしかして、欧華高校の皇天馬くんですか?」

天「そうだが…」


すると姉さんは両手を合わせて微笑んだ。


貴「わぁ…皇さん…!
お会いできて嬉しいです!」

天「おぉ…」

貴「いつもテレビで拝見しております。
私と同じ高等学生とは思えない演技で感動してます…!」

天「あ、ありがとな…」

幸「ちょっとポンコツ役者!
姉さんに鼻の下伸ばさないでよ!!」

貴「幸?その言葉遣いはダメだと何度も言ったでしょ?
お友達は大切にしないと」

幸「でも…」

貴「優しい幸なら守れるよね?」

幸「…はい」


俺は少し俯いてボソッと言った。


天「すげー変わりよう…」

一「ゆっきーにとって、お姉ちゃんの存在は大きいんだね」

天「そういえば、同じ高等学生って言ってたが…」

貴「はい、私欧華高校の2年生です。
訳あってあまり学校には行けてないのですが…」

天「同い年かよ!?
確かに瑠璃川って名前は前に聞いてたが、まさか幸の姉貴とは…」

三「訳ってな〜に?」

幸「ちょ!」

貴「いいの」


姉さんは優しく微笑んで言った。


貴「私、幼い頃から病院で過ごしているんです。
今は体調が良くなってきているので、学校にも復帰しこうやって幸にも会いに来れていますがね」

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華ヶ崎レオ(プロフ) - みこはんさん» ありがとうございます!とっっっても嬉しいです!初めはこんな結末じゃなかったので、大丈夫かなと心配でしたがそう言っていただけて安心しました!(*´-`*) (2017年8月1日 0時) (レス) id: a8b7c32919 (このIDを非表示/違反報告)
みこはん(プロフ) - 何回見ても泣けます(´;ω;`)たった36話でここまで中身の濃い小説はなかなか見ないので凄いと思いました!次の作品も楽しみにしてます。 (2017年8月1日 0時) (レス) id: af3c32f75f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:華ヶ崎レオ | 作成日時:2017年7月17日 22時

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