560話 雷の君にネタばらし ページ10
セベクside
ディアソムニア寮で何故か君の姿を見かけた。
その姿を見た瞬間、あの噂を思い出しいても立っても居られなくなって君の元へ駆けた。
セベク「A…っ……!…ケイトダイヤモンドという男は……どんな人間なんだ……いい人間なのか?」
逃げられないよう壁に手を置いて問い詰める
貴「セベク……そのね。その話なんだけど……」
そして聞かされたのは、ストーカーの話と、それを誘き寄せるために付いた嘘の話だった。
セベク「嘘?!なぜ嘘をついたのだ!!!
僕は心配だったんだぞ!!」
安心したのか、怒りなのかなんとも言えない感情が混ざりあって叫べば
貴「ごめんなさいね……」
しょんぼりとしてしまうA。
僕はその顔に滅法弱い……
セベク「……。いや…まぁいい。
だが安心した。Aが無事で……本当に良かった。」
安心してからかAの肩に顔を埋めればAは優しく笑う
貴「あら。甘えん坊さんね…
おいで。」
手を広げるAの背中に腕を回した。
優しくやさしく頭を撫でられるその手に、心が…暖かい……
全て溶かされてしまいそうなほど……。
貴「心配してくれてありがとう……。セベクは本当に優しい子なのね……」
……若様とリリア様以外で褒められてここまで嬉しいと思ったのは……Aだけだ。
セベク「今度からは僕にも相談して欲しい……。
僕が…守るから……」
貴「うん……ありがとう……」
そうやってまたお前は僕の心を甘く溶かしてしまうんだな……。
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のん - すっごく面白かったです! (2022年3月25日 19時) (レス) @page38 id: 509edc9681 (このIDを非表示/違反報告)
ヒスイ(プロフ) - 玲さん» 玲さん!コメントありがとうございます!!更新頑張りますっ!! (2021年12月2日 21時) (レス) id: a217f5439d (このIDを非表示/違反報告)
玲 - 毎日、更新を楽しみにしてみています。これからも頑張ってください! (2021年12月2日 19時) (レス) id: 7e4c77a810 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ヒスイ | 作成日時:2021年11月26日 23時