検索窓
今日:30 hit、昨日:5 hit、合計:23,539 hit

560話 雷の君にネタばらし ページ10

セベクside




ディアソムニア寮で何故か君の姿を見かけた。




その姿を見た瞬間、あの噂を思い出しいても立っても居られなくなって君の元へ駆けた。





セベク「A…っ……!…ケイトダイヤモンドという男は……どんな人間なんだ……いい人間なのか?」




逃げられないよう壁に手を置いて問い詰める




貴「セベク……そのね。その話なんだけど……」




そして聞かされたのは、ストーカーの話と、それを誘き寄せるために付いた嘘の話だった。




セベク「嘘?!なぜ嘘をついたのだ!!!
僕は心配だったんだぞ!!」




安心したのか、怒りなのかなんとも言えない感情が混ざりあって叫べば




貴「ごめんなさいね……」




しょんぼりとしてしまうA。

僕はその顔に滅法弱い……




セベク「……。いや…まぁいい。
だが安心した。Aが無事で……本当に良かった。」




安心してからかAの肩に顔を埋めればAは優しく笑う




貴「あら。甘えん坊さんね…
おいで。」




手を広げるAの背中に腕を回した。




優しくやさしく頭を撫でられるその手に、心が…暖かい……

全て溶かされてしまいそうなほど……。




貴「心配してくれてありがとう……。セベクは本当に優しい子なのね……」




……若様とリリア様以外で褒められてここまで嬉しいと思ったのは……Aだけだ。



セベク「今度からは僕にも相談して欲しい……。
僕が…守るから……」



貴「うん……ありがとう……」




そうやってまたお前は僕の心を甘く溶かしてしまうんだな……。

561話 異世界の君にネタばらし→←559話 蛇の君にネタばらし



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (52 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
143人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

のん - すっごく面白かったです! (2022年3月25日 19時) (レス) @page38 id: 509edc9681 (このIDを非表示/違反報告)
ヒスイ(プロフ) - 玲さん» 玲さん!コメントありがとうございます!!更新頑張りますっ!! (2021年12月2日 21時) (レス) id: a217f5439d (このIDを非表示/違反報告)
- 毎日、更新を楽しみにしてみています。これからも頑張ってください! (2021年12月2日 19時) (レス) id: 7e4c77a810 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ヒスイ | 作成日時:2021年11月26日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。