600話 お手伝い ページ50
次の日から作戦は開始される。
ジャミルの手伝いをするという名目で私たちはカリムやこのスカラビアのお世話をすることになった。
私はフロイドともにキッチンに立つ。
ﾌﾛｲﾄﾞ｢あーそこの小魚ちゃん。それまだ仕上げの調味料かけてないから運ばないで。｣
ｽｶﾗ1｢し、失礼しました！｣
ｽｶﾗ2｢オーブンに入れていた野菜焼き上がりました！｣
貴｢ありがとう！ならテーブルに運んでもらえるかしら。｣
そこに丁度ジャミルがやってくる
ｼﾞｬﾐﾙ｢ちょ、朝食の準備がすんでいる、だと……！？
これは君たちがやったのか…A、フロイド｣
貴｢あらおはようジャミル｣
ｱｽﾞ-ﾙ｢ウミヘビくんおはよー。そ、オレたちとスカラビアの小魚ちゃんたちで作ったんだ。
アズールがウミヘビくんを助けてあげたいーって言うから。｣
ｼﾞｬﾐﾙ｢そんっ……そんな、客人を働かせる訳には。｣
貴｢別に私ちは客じゃないわ。合宿相手じゃない。｣
ｼﾞｬﾐﾙ｢でも、カリムは俺が作ったものしか食べないんだ。
毒の心配があって、｣
ﾌﾛｲﾄﾞ｢はー？何それ。オレより偏食かよ。
つか毒とかいれてねぇーし。
じゃあウミヘビくんが毒味しといてよ。ウミヘビくんのお墨付きがあればラッコちゃんも食うっしょ。｣
ｼﾞｬﾐﾙ｢それはそうかもしれないが。｣
ｽｶﾗ1｢副寮長、野菜のグリルの味見お願いします｣
ｽｶﾗ2｢このスープ、Aさんのアドバイスで作ったんです！美味しくできたと思うんですが……どうでしょうか？｣
ｼﾞｬﾐﾙ｢う、わかった。順番に毒味する。
そういえば、今日よ朝のオアシスへの行進の準備は出来ているのか？いつもは朝食は行進のあとなのに。｣
その時やってきたアズールの声に、話は遮られる事になる。
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12章終わりです！
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のん - すっごく面白かったです！ (2022年3月25日 19時) (
レス) @page38 id: 509edc9681 (このIDを非表示/違反報告)
ヒスイ(プロフ) - 玲さん» 玲さん！コメントありがとうございます！！更新頑張りますっ！！ (2021年12月2日 21時) (レス) id: a217f5439d (このIDを非表示/違反報告)
玲 - 毎日、更新を楽しみにしてみています。これからも頑張ってください！ (2021年12月2日 19時) (レス) id: 7e4c77a810 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヒスイ | 作成日時：2021年11月26日 23時
