597話 主従ごっこ ページ47
みんなのところに戻ると既にジャミルもいて、みんなとゲームをしていた。
ユウ｢Aさんもこちらへ｣
ユウ君に連れられ椅子に座りマンカラの説明を受け、2人でゲームをしていると
ジャミル達の方から『幼なじみ』の言葉が聞こえてきて、思わず耳を傾ける。
ｼﾞｬﾐﾙ｢そう言えばお前たち3人も幼なじみだったか？｣
ﾌﾛｲﾄﾞ｢そうらしいねーミドルスクール直前では知らなかったけど｣
幼なじみ……か。そう言えばアズールとフロイド達はずっと昔から一緒だったっけ…。
羨ましいな。
私にはそんな人いなかったから。
ｼﾞｬﾐﾙ｢だが今は君が寮長？
随分と不思議なものだな。｣
アズールを見ながらジャミルは呟く
ﾌﾛｲﾄﾞ｢そぉ？今はアズールの言うこと聞いてるのが面白いからそうしてるだけ。
Aもいるしねぇ｣
ｱｽﾞ-ﾙ｢ジェイドもフロイドも、僕服従している気はないんでしょう。
彼らにとってはそういうごっこ遊びなんですよ。｣
ｼﾞｬﾐﾙ｢主従ごっこという事から
ますますよく分からない関係だ。｣
ｱｽﾞ-ﾙ｢僕がリーダーとして間違った、あるいはつまらない選択をした時は。ふたりはあっさり僕から離れ、寮長の座を奪うはずです
まぁ挑まれても負ける気はしませんが、｣
ﾌﾛｲﾄﾞ｢オレらも挑む予定はないんだけどね
Aが悲しむのは見たくねぇし｣
ｼﾞｬﾐﾙ｢あくまで君たちは対等な関係だなんだな。｣
ﾌﾛｲﾄﾞ｢今は面白いから一緒にいるしつまんなくなったら一緒に居なくなるってだけ。｣
その言葉にドキリと心臓が跳ねる
思わず持っていたおはじきを落とした。
ユウ君が何か心配そうに口を開いていたけど、周りの声なんてもう届いてなくて、誰かの足音にやっと意識を戻す。
ｶﾘﾑ｢おっなんだお前ら。まだ遊んでるのか？｣
それは眠っていたはずのカリムだった。
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のん - すっごく面白かったです！ (2022年3月25日 19時) (
レス) @page38 id: 509edc9681 (このIDを非表示/違反報告)
ヒスイ(プロフ) - 玲さん» 玲さん！コメントありがとうございます！！更新頑張りますっ！！ (2021年12月2日 21時) (レス) id: a217f5439d (このIDを非表示/違反報告)
玲 - 毎日、更新を楽しみにしてみています。これからも頑張ってください！ (2021年12月2日 19時) (レス) id: 7e4c77a810 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヒスイ | 作成日時：2021年11月26日 23時
