検索窓
今日:5 hit、昨日:9 hit、合計:23,509 hit

595話 秘密の契約 ページ45

カリム「ここがオレの部屋だ!ここに座ってくれ!」




貴「えぇ、ありがとう」




カリムに案内され、彼のベッドの横に座る




ジャミル「ほら、カリム服に着替えろ」




そう言ってジャミルはカリムの服を着替えさせる。




本当に、何から何までしてあげてるのね……。




ジャミル「ほら、布団に入れ、そして眠れ」




カリム「せっかくだから3人でゲームでもしようぜ!」



ジャミル「カリム!」




止めようとする彼を制する




貴「そうね。いいわよ」



ジャミル「Aまで!………っ!」




声を荒らげるジャミルの口を指で抑えれば大人しく従ってくれる。




貴「カリム、今から最初に目を開けた人が負けよ。しっかり瞑っててね」



これも、私の作戦だもの……。



カリム「よし!絶対に俺が勝つ!」



私の真意を理解していないカリムはギュッと目を瞑る




貴「ふふ、いい子ね。

『深海の子守唄』」




その時を見計らって眠りの魔法をかける



「〜♪〜♪」



カリム「…………すぅ」



すぐに寝てしまったかリムの頭を撫でながら、ジャミルに謝る




貴「ごめんなさいね、迷惑ばかりかけてしまって…
私はもう帰るからジャミルもしっかり休んで」




帰ろうとするその腕を、ジャミルに引き止められる





ジャミル「……A。」



貴「どうしたの?」



ジャミル「君に頼みがある。」



……?


そして、ジャミルと私は秘密の契約を交わした。



貴「……わかったわ……。それが、あの時の対価のお願いなら……。」



ジャミル「……ありがとう。」




その顔がとこか切なげで、 思わず彼を抱きしめる


ジャミル「……!」



貴「ジャミル……。
お願いだから、いなくなっちゃ嫌よ。」




ジャミル「俺はいなくならないよ。
アイツを追い出すまでは……。」

596話 嘘をついた→←594話 予想以上に最高



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (52 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
143人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

のん - すっごく面白かったです! (2022年3月25日 19時) (レス) @page38 id: 509edc9681 (このIDを非表示/違反報告)
ヒスイ(プロフ) - 玲さん» 玲さん!コメントありがとうございます!!更新頑張りますっ!! (2021年12月2日 21時) (レス) id: a217f5439d (このIDを非表示/違反報告)
- 毎日、更新を楽しみにしてみています。これからも頑張ってください! (2021年12月2日 19時) (レス) id: 7e4c77a810 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ヒスイ | 作成日時:2021年11月26日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。