595話 秘密の契約 ページ45
カリム「ここがオレの部屋だ!ここに座ってくれ!」
貴「えぇ、ありがとう」
カリムに案内され、彼のベッドの横に座る
ジャミル「ほら、カリム服に着替えろ」
そう言ってジャミルはカリムの服を着替えさせる。
本当に、何から何までしてあげてるのね……。
ジャミル「ほら、布団に入れ、そして眠れ」
カリム「せっかくだから3人でゲームでもしようぜ!」
ジャミル「カリム!」
止めようとする彼を制する
貴「そうね。いいわよ」
ジャミル「Aまで!………っ!」
声を荒らげるジャミルの口を指で抑えれば大人しく従ってくれる。
貴「カリム、今から最初に目を開けた人が負けよ。しっかり瞑っててね」
これも、私の作戦だもの……。
カリム「よし!絶対に俺が勝つ!」
私の真意を理解していないカリムはギュッと目を瞑る
貴「ふふ、いい子ね。
『深海の子守唄』」
その時を見計らって眠りの魔法をかける
「〜♪〜♪」
カリム「…………すぅ」
すぐに寝てしまったかリムの頭を撫でながら、ジャミルに謝る
貴「ごめんなさいね、迷惑ばかりかけてしまって…
私はもう帰るからジャミルもしっかり休んで」
帰ろうとするその腕を、ジャミルに引き止められる
ジャミル「……A。」
貴「どうしたの?」
ジャミル「君に頼みがある。」
……?
そして、ジャミルと私は秘密の契約を交わした。
貴「……わかったわ……。それが、あの時の対価のお願いなら……。」
ジャミル「……ありがとう。」
その顔がとこか切なげで、 思わず彼を抱きしめる
ジャミル「……!」
貴「ジャミル……。
お願いだから、いなくなっちゃ嫌よ。」
ジャミル「俺はいなくならないよ。
アイツを追い出すまでは……。」
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のん - すっごく面白かったです! (2022年3月25日 19時) (レス) @page38 id: 509edc9681 (このIDを非表示/違反報告)
ヒスイ(プロフ) - 玲さん» 玲さん!コメントありがとうございます!!更新頑張りますっ!! (2021年12月2日 21時) (レス) id: a217f5439d (このIDを非表示/違反報告)
玲 - 毎日、更新を楽しみにしてみています。これからも頑張ってください! (2021年12月2日 19時) (レス) id: 7e4c77a810 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ヒスイ | 作成日時:2021年11月26日 23時