594話 予想以上に最高 ページ44
ｱｽﾞ-ﾙ｢実は、折角スカラビアに行くことになったので、とっておきの服を用意していたんです｣
貴｢は、｣
双子に掴まれた手のせいで逃げることも出来ず、
貴｢いやあぁぁぁぁぁ！！！｣
スカラビアの夜の星に私の悲鳴が木霊する
そして数分後……
ｱｽﾞ-ﾙ｢あぁ、予想上に最高だ……。｣
メガネをくいっとあげるアズールを睨みつける
貴｢なんで。ここに来てまで。こんな格好……。｣
熱砂の国の伝統衣装を着せられた私……(ジャスミン衣装)
ｶﾘﾑ｢かわいいなぁ！A！！似合ってるぞ！｣
その素直な言葉に悪い気はしない。
貴｢カリム……。｣
ﾌﾛｲﾄﾞ｢ヒラヒラしててA深海魚みた〜い｣
ｼﾞｪｲﾄﾞ｢お綺麗ですよAさん｣
貴｢……うぅ。恥ずかしいけど……まぁいいわ。｣
その時談話室に現れたもう1人
ｼﾞｬﾐﾙ｢カリム、そろそろ、寝る時間……って、！！！A？！｣
私を見るなり顔を真っ赤にして逸らすジャミルに近寄る
貴｢ど、どうしら……。｣
ｼﾞｬﾐﾙ｢あぁ、すごくきれいだ。
……君だけは癒しだよ……。 ｣
そう切なげに微笑む彼を見て、胸が痛んだ。
貴｢ジャミル……。｣
ｼﾞｬﾐﾙ｢さぁ、カリム。寝る時間だ。｣
いつもの顔に戻りカリムの手を引くジャミル
だけどカリムは、
ｶﾘﾑ｢まだ俺みんなと眠くないんだ、折角だからAと一緒にいたい！｣
なんて、可愛い子…まるで子どもね…。
でもジャミルも大変ね
ｼﾞｬﾐﾙ｢ダメだカリム、早く行くぞ｣
ｶﾘﾑ｢うぅーA〜〜……｣
半分引きずられているカリムを見かねて引き止めるように手を掴む
ｼﾞｬﾐﾙ｢！？｣
貴｢貴方が眠るまでそばにいてあげるわ｣
そう言えばカリムは目を輝かせ、ジャミルは顔を顰める
ｶﾘﾑ｢本当か！？やったぁぁぁ！！｣
貴｢ふふ…じゃあ行きましょう。ジャミル、カリム。｣
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のん - すっごく面白かったです！ (2022年3月25日 19時) (
レス) @page38 id: 509edc9681 (このIDを非表示/違反報告)
ヒスイ(プロフ) - 玲さん» 玲さん！コメントありがとうございます！！更新頑張りますっ！！ (2021年12月2日 21時) (レス) id: a217f5439d (このIDを非表示/違反報告)
玲 - 毎日、更新を楽しみにしてみています。これからも頑張ってください！ (2021年12月2日 19時) (レス) id: 7e4c77a810 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヒスイ | 作成日時：2021年11月26日 23時
