590話 強引な入り込み ページ40
ｼﾞｪｲﾄﾞ｢僕たちの故郷は冬は帰省が困難な立地でして。｣
ﾌﾛｲﾄﾞ｢毎年ホリデーは寮で過ごしてるんだぁ〜あはっ。｣
ｼﾞｬﾐﾙ｢なん、だって……？｣
ｱｽﾞ-ﾙ｢ところで、カリムさんはどこにいらっしゃいますか？
魔法の絨毯をお届けに上がったのですが｣
ｼﾞｬﾐﾙ｢えっあ、ああ。届けものなら俺が預かろう。｣
早々に立ち去って欲しいのかジャミルは絨毯に手を伸ばす。
だけどアズールがそれを許す訳もなく
ｱｽﾞ-ﾙ｢いえ！結構。
この魔法の絨毯は国宝級の逸品です。
後々傷などが発見されて『オクタヴィネルのヤツらのせいだ』などとクレームを付けられてはこまりますから。
直接カリムさんにお渡しして、しっかりと検品して頂きたい。｣
ｼﾞｬﾐﾙ｢カリムはそんなこと気にしないはずだ。だから俺が預かって｣
ｱｽﾞ-ﾙ｢ご安心ください。落し物の20%にあたる報労金を要求したりもしませんから。｣
ｼﾞｪｲﾄﾞ｢昨晩スカラビアのみなさんに働いた無礼についてもお詫び申し上げたいですし。｣
ﾌﾛｲﾄﾞ｢手土産のシーフードピザも持ってきたしぃ。｣
ｱｽﾞ-ﾙ｢とにかく、絶対に直接会ってお渡ししたいのです。
彼はとう起きていらっしゃいますよね？｣
そう言いながらジャミルの話を無視してアズールはスカラビア寮の中に入り込んでいくアズール
ｼﾞｬﾐﾙ｢だから、今日は都合が悪いと……
勝手に入っていくな！アズール！｣
アズール達を追いかけるジャミルを見ながらユウ君と顔を合わせて苦笑いをする。
貴｢ユウくん、グリムも、行こうか。｣
ユウ｢Aさんがいてくれて良かった……｣
ｸﾞﾘﾑ｢アイツらちょー強引なんだゾ……｣
ともあれスカラビアに侵入することが出来た。
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のん - すっごく面白かったです！ (2022年3月25日 19時) (
レス) @page38 id: 509edc9681 (このIDを非表示/違反報告)
ヒスイ(プロフ) - 玲さん» 玲さん！コメントありがとうございます！！更新頑張りますっ！！ (2021年12月2日 21時) (レス) id: a217f5439d (このIDを非表示/違反報告)
玲 - 毎日、更新を楽しみにしてみています。これからも頑張ってください！ (2021年12月2日 19時) (レス) id: 7e4c77a810 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヒスイ | 作成日時：2021年11月26日 23時
