589話 いざスカラビアへ ページ39
そして次の日
アズ-ル「こんにちは、お邪魔します。」
やってきたスカラビア寮は真冬の外とは真逆の世界
フロイド「うわー、あっつ。マジ真夏じゃん。」
寮内に入ろうとすれば出てきたのは昨日オクタヴィネルに忍び込んだスカラビア生がやってきた。
スカラ1「昨日俺らをボコボコにしたオクタヴィネルのヤツら!
スカラビアに何の用だ!!」
そこですかさずアズールが笑顔で対応する。
アズ-ルああ、みなさん。昨晩は失礼しました。
皆さんがか弱い動物を一方的に苛めているように見えたものですから。
心優しい僕は咄嗟に庇ってしまったのですが、よくよく話を聞いてみれば、オンボロ寮の2人はスカラビアから魔法の絨毯を盗み出した窃盗犯ということが分かりまして、
間違いに気づいた僕は、責任をもってこの窃盗犯をひっ捕らえ、魔法の絨毯を届けに上がったというわけです。」
饒舌なアズールの話と共にグリムとユウ君の手に結んだ縄を見せつける
グリム「うぬぅ……不本意なんゾ〜」
貴「ごめんなさいねグリム」
胸に抱いたグリムを宥めるよに頭を撫でれば唸るのを辞めた。
スカラ2「そ、それは
ご協力ありがとうございます?」
その時だった。ターゲットである彼が、現れる。
ジャミル「おい、お前たち。そろそろ朝の特訓の時間だぞ。
集合に遅れるとまたカリムに。
って……?!!!」
アズ-ル「おや、ジャミルさん!こんにちは。ご機嫌いかがです?」
ジャミル「アズール、それにリーチ兄弟、Aまで、一体何故ここに」
予想外の私たちの登場に驚いたジャミル、きっと計画が壊れるのを恐れているのね。
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のん - すっごく面白かったです! (2022年3月25日 19時) (レス) @page38 id: 509edc9681 (このIDを非表示/違反報告)
ヒスイ(プロフ) - 玲さん» 玲さん!コメントありがとうございます!!更新頑張りますっ!! (2021年12月2日 21時) (レス) id: a217f5439d (このIDを非表示/違反報告)
玲 - 毎日、更新を楽しみにしてみています。これからも頑張ってください! (2021年12月2日 19時) (レス) id: 7e4c77a810 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ヒスイ | 作成日時:2021年11月26日 23時