【ツイステ】オクタヴィネルに愛される12《逆ハー》

553話 みんなライバル ページ3

ケイトside



貴｢……私、女の子のお友達とか…居なくて……だから……
なってくれたら嬉しいな……なんて｣



そう照れながら話すAちゃん



女｢かわいい……。
是非お友達になりたいです！！！A様〜！！！｣





ぎゅうっとAちゃんに抱きつく女。


くそ…羨ましい……。




貴｢…様はやめて。｣




なんて恥ずかしそうに顔をあからめるAちゃん。

その顔は狡いよね。




女｢ｽﾞｷｭﾝｯ……)))はい…Aちゃん……。｣




貴｢うんっ！よろしくね。｣




仲良くなったみたいだけど、まだ俺は心配……。

俺だったら仕返しするし、双子君達もする気だったみたいだし……。




ｹｲﾄ｢…ホントにいいの？｣



そう聞けばAちゃんは優しく微笑む




貴｢えぇ。

女の子同士だからって人の好きって気持ちを否定するのは誰もしちゃダメだし、

その思いは、素敵なものだもの。

私にその思いに答えることは、今は出来ない。
でも、お友達になりたいって思ったの。

大体私を好きにならせたいのなら、面と向かって好きにならせて見せなさいよ。｣




最後に悪戯に笑うAちゃん。
その顔好き……。




女｢はぁ…Aちゃん好き！！｣




貴｢言っておくけど、私は簡単には靡かないわよ。｣





女｢頑張ります！！！｣




その時黙っていたフロイド君Aちゃんと俺の間に割ってくる。




ﾌﾛｲﾄﾞ｢ならこれで恋人(仮)作戦終りね。
ありがとうハナダイ君。A返してー。｣




女｢え。どういう事ですか？｣




貴｢……実は貴方を誘き出すためにケイトには恋人の振りをしてもらっていたのよ。騙してごめんなさいね。｣




女｢そんなっ……。｣




膝から崩れ落ちる女。だけど様子がおかしい……。




女｢なら……私にも……勝ち目が！！！！｣




顔をパァァァァっと輝かせる女にフロイド君が一喝




ﾌﾛｲﾄﾞ｢ないから。お前とかに渡すわけねぇだろ。
Aはオレ達のなの｣




ｼﾞｪｲﾄﾞ｢そうです。Aさんは僕たちの大切な人ですから。｣




貴｢ふふ…ありがとうジェイド、フロイド。

そして、ケイト、手伝ってくれて、本当にありがとう。｣



ｹｲﾄ｢いいえー！｣



女｢微笑むAちゃんマジ天使…。｣




まさか女の子のライバルまで出来るなんて……


まぁ、さすがはAちゃんかな？

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