【鬼滅の刃】キメツ学園の愛され姫７《逆ハー》

7-7時限目 ページ7

貴｢てかなんで巫女の服なの？｣



しのぶ｢これはひぐらしのなく頃にの古手梨花の衣装です。今から神社に行くので丁度かと…｣



貴｢なるほど…｣



神社に向かうため、階段を上る



和装のため上手く登れない



貴｢待ってみんな！！｣



禰豆子｢A早くー！｣



なんとか登り終え、鳥居をくぐった時だった。



貴｢あれ…。ここどこ…｣



さっきの神社とは違う所にいた。

くぐったはずの鳥居も消えていて…



貴｢しのぶちゃん？ねずこちゃん？カナヲちゃん！！｣



叫ぶも誰もいない。


その時だった。



すぐ隣の家からカタンと音が鳴った。


誰かいるのかも…


助けを求めるためその家にお邪魔させてもらうことにした。



貴｢すみません！！誰かいませんか？誰か…っ！！！｣



その時奥の部屋の中が見えて、そこにはぶら下がっている人が2人。そのうち1人は苦しそうにもがいている



首 吊 り 自 殺？！！



貴｢っ！！！｣



助けなきゃ…！！



ロープを近くにあった小刀で切り少年を下ろした。



貴｢いっ…｣



慣れない物を使った為指が切れる…。

でもそれどころじゃない。急ぎ少年の首の縄を解いた。




｢っは…何故…助けた。｣



貴｢どんな理由があろうと死んじゃダメだよ｣



｢っお前に何がわかる！俺のせいで親父が死んだ。
親父を助ける為にやった事が結局親父を死なせた。｣



そう吐き捨てる少年の目は絶望的で…

その姿が昔の自分と重なって見えた。




消えてしまいそうな少年を思わず抱きしめた。



貴｢違う。貴方のせいじゃない。
あなたは生きていいんだよ。｣



それはまるで自分に言い聞かせるかのように…

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