【鬼滅の刃】キメツ学園の愛され姫７《逆ハー》

7-5時限目 ページ5

冨岡｢好きだ…｣



そう耳元で呟く先生。気持ちは凄く嬉しい…。だけど…



貴｢ごめん。今は誰かと付き合うことは出来ない…

今は時間が欲しいの…。｣




心はまだ、宇髄先生にあるから。




冨岡｢そうか。分かった。俺は待つ。｣




貴｢義勇さん…｣




罪悪感が押し寄せてきた。




貴｢ごめんね。私…嫌われるのが怖くて…曖昧に返事して…

期待持たせて最低だよね。

だけどね、中途半端な気持ちで誰かと付き合おうとは思わない。

私にとってはみんな同じくらい大切で…大好きな人なの。｣



家族同然の義勇さんだからかつい全てを話してしまう。



冨岡｢忘れるな。俺はいつでもAを想っている。｣



貴｢ありがとう…｣


そして本当の理由。

それは何より母から愛するものを奪ってしまった私…。

そんな私がいつかまた心から人を好きになり、愛されることが許されるのかな…。


それから暫く2人で寄り添って夜景を眺めた。

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