【鬼滅の刃】キメツ学園の愛され姫７《逆ハー》

7-37時限目 ページ37

貴方side



｢凄ェ似合うな…可愛い｣



そんな言葉だけでもこの胸はときめくのに、



髪に掬うと口付ける先生。



これ以上何もしないで…。胸が苦しいよ。



そんな思いを悟られないように



貴｢…ホント…貴方はたらしですね｣



なんて必死に平然を装った。



そしてホテルを出た私達は金閣寺に行く為にバスに乗った。



バスの座席は満員で、立ったままバスのドアがしまった。



吊革…届かないんだよなぁ…



なんて思いながら掴めそうな場所を探しているとバスが発進して、その反動で宇髄先生に派手にぶつかった。



宇髄｢っと、大丈夫か？｣



先生に支えられる。



恥ずかしすぎる…なんて思っていると、手が差し出された。



宇髄｢俺に掴まってていいよ｣


仕方ないよ。届かないんだもん。

そう自分に言い聞かせながら

そっとその手に触れた。



次のバス停に停ると大勢の観光客が乗り込んできた。


ええ…まだ乗ってくるの…？押しつぶされちゃうよ。


おしくらまんじゅう状態のバス。


だけどそんな私を庇うように先生が守ってくれる。


宇髄｢大丈夫だ。手、離すんじゃねえぞ…｣


貴｢…っ…。｣


そんな行動の一つ一つに胸が高鳴るのに…。

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