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次の日、いつも通り体育館でアキラ先輩に挨拶してから図書室で本を読む。そろそろ教室に行く時間かと本を閉じて立ち上がると視線を感じた。
入口を見るとそこには壁に寄りかかる金髪の人とその横でニコニコとこちらに手を振るアキラ先輩。
…なんで、ここに?
確かにいつもここに来る前にアキラ先輩に挨拶をしに行くことは習慣化している。けれど、アキラ先輩が図書室まで迎えに来たことはいままでない。
『おはよう、ございます』
ak「おはよーAちゃん!」
pr「…おはよう」
『えと…どうしてここに?』
壁によりかかった先輩の挨拶に会釈で返して気持ちアキラ先輩よりに話しかける。
それに気づいてるのか居ないのか金髪の人の溜息にかぶせるように苦笑するアキラ先輩
ak「昨日…Aちゃん体調崩してたでしょ?
あのあと、大丈夫だったかなーって心配してたの
元気そうで安心した。」
『心配…』
ak「うん。それでね…」
「おーい!あっきーー」
ak「おー!」
何かを言いかけたアキラ先輩を遮るように同じバスケ部の人が大声で手を振っている。それに笑顔で答えたアキラ先輩申し訳なさそうな顔をする。
ak「ごめん、呼ばれちった!本当は教室まで送りたかったんだけど…」
『いえ、そんな…』
ak「でも、病み上がりだし…あ!そうじゃん!」
何かを思いついたように手を叩いたアキラ先輩はクルっと視線を変えると
ak「ぷりちゃん!頼んだー!!」
pr「はっ?あっきー!?」
ak「ちゃんと、送り届けるんだよー!!!」
言い逃げして去っていくアキラ先輩を金髪の人とポカーンと見送る。
遠くで走っていることについて大声で先生に注意されてるのが聞こえて思わず笑ってしまう
「ふふふっ」
面白い、人だなぁ…
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みおちゃん(プロフ) - にーにさん» コメントありがとうございます。パスワードのヒントを明日までに載せておきますね。読んでくださってありがとうございます (2020年9月16日 18時) (レス) id: fd5975a860 (このIDを非表示/違反報告)
にーに - こんばんは、 貴方の作品のいっぱい食べる君が好き のパスって教えていただけませんでしょうか?途中まで読んでいて…続きが凄く気になります、この家族愛編 も好きです更新楽しみにしてます (2020年9月13日 17時) (レス) id: 463d9420f9 (このIDを非表示/違反報告)
佐藤ちゃん - すごく面白いですっ!!更新楽しみにしてます(*´ω`*) (2020年9月5日 20時) (レス) id: cc4778b759 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みおちゃん | 作成日時:2020年6月21日 20時