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「 おや、朱桜くんと桃李じゃないか。こんな所で喧嘩なんて見苦しいけれど、どうかしたのかい？ 」
「 あ！英智さま〜♡ 」
「 天祥院のお兄様...！ 」
「 ふふ、２人とも可愛い可愛い。で、どうしたの？ 」
「 ん！そうだった、あの女...、じゃなかった。瑠璃川？せんぱい？を職員室に連れて......。えいちさま？ 」
目線が交わった。
１年とちょっと振りの再会。
見開かれている目は昔と変わらぬ ... 否、昔より澄んだミントブルー。
風に揺れるクリーム色はちょっとだけ伸びたまま綺麗に揃えられていて 、背は 結構伸びた。
ガタイも良くなって、アイドルオーラもしっかり身に纏って。
うっすら目に涙を浮かべて、２人に見られてることを思い出して急いで拭っている。
... なんて少し可愛いところも変わってない。
「 英智、せんぱい 」
「 Aちゃん、君は変わらないね...。 」
「 せんぱいは少し変わりましたね？ 」
「 ふふ、そうかなぁ？ 」
「 ええ、 」
私が頑張って笑って、泣きそうになるのを堪えながら首を傾げたら 英智先輩は勢いよく私の腕を引いて
優しく抱き締めた。
後ろでヒッと息を呑む音が聞こえた。
... ちょっとごめんね。
「 待っててくれましたか？ 」
「 うん 」
「 私は誓い守ったけど、どうですか？ 」
「 守った、よ 」
低く掠れるような声が耳元で響く。
目を伏せる前、視界の隅に見えた真っ赤な顔が可愛くて くすりと笑ってしまった。
先輩の背に腕を回して優しくぽんぽんした。
震える肩は頼りなくて、でも泣いてるところを見せたくないなんてかわいいひと。
「 せんぱい。_____、 」
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ＭｉｎＴ(プロフ) - さくやーさん» わわ、閲覧ありがとうございます (^-^) そう言っていただけて何よりです！！！ (2017年5月30日 9時) (
レス) id: 2b0d780a77 (このIDを非表示/違反報告)
さくやー - 読ませていただきました！！とても面白かったです！英智様最高です！ (2017年5月30日 1時) (レス) id: 5ce56128e2 (このIDを非表示/違反報告)
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