45話 幸村side ページ5
榎本「…遅いな」
幸村「どうかされたんですか?」
榎本「Aが買い物から帰って来ないんだ
あの街は治安があまり良くないからな…」
幸村「俺見てきましょうか?」
今喧嘩してる事を自覚しているのに
俺の口からはその言葉だった
榎本「…そうだな,頼むか」
幸村「分かりました」
頼まれたからには行かなければならない
それに何だかんだ言っても俺のなかに
A先輩を心配する気持ちがある
.
.
.
.
幸村「どこに居るんだ」
貴女「だから,私は帰るんですって!!」
幸村「っ!?」
聞きなれた声に振り返ってみると
男二人に腕を捕まれている先輩がいた
男1「大丈夫だってまだ1時だぜ?」
男2「俺らと遊ぼうよ,楽しいぜ」
貴女「嫌って言ってるじゃないですか!離して!」
俺は先輩と男たちの間に入り1人腕を掴んだ
そしていつもなら出ないであろう低い声で
幸村「その手離してもらって良いですか?」
貴女「せ,精市!?」
男1「なんだよ,お前」
幸村「………」
男2「っ!おい,帰ろうぜ!」
男1「そ,そうだな」
睨み付けただけで男たちは帰っていった
隣に居た先輩は緊張が解けたのかその場に座り込んでしまった
201人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「テニスの王子様」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
仁王彩香 - 初めまして作品見ました!!続きの更新頑張ってください^ - ^ (2020年6月1日 21時) (レス) id: 9f5e24e49c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:こしあん | 作成日時:2019年4月18日 8時