73話 ページ33
貴女「眠い!」
誰もいない借り部屋で叫んでみた
毎日毎日,データの整理
合宿も後5日,お父さんがこのデータでなに考えてるかも
分かんないし
貴女「ただの押し付けだよ...」
芥川「寝不足はよくないよね〜」
貴女「っ!?芥川くん!?」
芥川「寝たいときに寝れるのチョー幸せだc〜」
貴女「確かにそうだよね...って練習は?」
芥川「今お昼休みだよ〜?」
貴女「嘘!?」
時計を見ると確かにお昼休みだった
ずっとここにいたんだ私
芥川「ねぇ,一つ聞いても良い?」
貴女「ん?なに?」
芥川「先輩はさ〜,幸村くんの事好きだよね〜?」
貴女「え...うん」
この合宿でほぼ話さなかった芥川くんまで知ってるの?
もう周知の事実って感じ?
芥川「いいな〜幸村くん」
貴女「なんで?」
芥川「そりゃ〜こんなかわe〜人が自分の事
好きになってるとか嬉しすぎでしょ〜」
貴女「私可愛くないよ?」
同級生にもっと可愛い子いっぱいいるし
しかも皆ちゃんと努力してるタイプ
ダイエットして,メイク学んでヘアアレンジして
皆キラキラしてる
芥川「んふふ〜先輩は自信無さすぎだc〜」
貴女「そう..なのかな?」
芥川「先輩はかわe〜から大丈夫〜」
貴女「あ,ありがとう?」
そう言うと微笑んだあと芥川くんはまた眠りについた
不思議,嫌みにもお世辞にも聞こえない
この子の雰囲気なのかな?
貴女「午後練前には起こしてあげよ(クスッ」
自信か...
回りの子みたいに自分を磨いてたら少しは付いたのかな?
精市に告白すぐにでもできてたのかな?
貴女「片思いって辛いな」
幸村「何が辛いんですか?」
貴女「っビックリした...」
さっきから後輩にビックリさせられっぱなしなんだけど
貴女「精市どうしたの?」
幸村「お昼になっても先輩が来ないので心配で
ご飯も食べずに仕事してるんじゃないかなって」
貴女「ご名答」
幸村「集中すると全てを忘れるところ
中学から変わりませんね
心配になるのでやめてほしいですよ」
貴女「ごめんね?」
幸村「で,何が辛いんですか?」
貴女「何でもないよ!さっ!お昼ごはん食べに行こ!」
ごめんね、精市に相談できない
私が今できるのは精市の横で笑顔でいること
それだけだから!
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仁王彩香 - 初めまして作品見ました!!続きの更新頑張ってください^ - ^ (2020年6月1日 21時) (レス) id: 9f5e24e49c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:こしあん | 作成日時:2019年4月18日 8時