No,2 幸村精市の思い人は高校生!?【テニスの王子様】 (ページ22)

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62話ページ22

貴女「はぁ～…」

逃げてきちゃった…

いや,会って話すくらい出来たのかな…

越前「あれ,先輩じゃん?」

貴女「リョーマ…」

越前「ちょっ!?なんて顔してんの?」

貴女「だってぇ…」

きっと私は酷く暗い顔だったんだろうな

リョーマに言われてベンチに座った

越前「はい,ミルクティーでよかったっすか?」

貴女「ありがとう」

越前「で,なんでそんな顔してんの?」

貴女「リョーマ前にいってたよね
まだ気づいてないことがあるって…あれって///」

越前「なんだ,やっと気づいたの?」

貴女「逆になんで教えてくれなかったの?」

越前「そりゃ,自分で気づかないと意味ないっすもん」

貴女「そうだけど…」

まさか年下にこんなこと言われるとは…

我ながらバカだ

越前「んで,どうするわけ｡立海の部長さんに気持ち伝えるの?」

貴女「…でも私一回,精市の気持ち聞いたのに解釈違いでフッてるんだよ?
なのに,今更好きですなんて言えるわけない」

越前「それはそのとき鈍かった先輩のせいでしょ?」

貴女「うっ…ごもっともです」

越前「どうせ,立海の部長さん以外にも似たような感じでフッた人多いんじゃない?」

貴女「うっ…」

過去を振り返ってみるとそうかもしれない

心当たりがありすぎて辛くなる…