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ピンポーン



ドキドキ


ガチャッて玄関が開いて
ちょっとビックリした顔の主任に迎えられる。


「来たのか」


そう言う主任にギュッて抱きついた。
お風呂上がりのいい匂い。


「うん。寝に来ました」


私の頭があったかい手に包まれる。


「お母さんベッドで寝てもらおうと思って。
私のベッドこっちにあるし…」


そう言って主任の胸の中から主任を見上げたら
うんって照れくさそうに笑う顔がある。



「大丈夫だったか」


「何がですか?」


「いや、お母さんだよ。お前の。
その…俺なんか失礼なこととか言ってないよな」



心配そうな顔してる主任。


「ふふ。全然大丈夫です。
お母さん、何が何でもあの人にもらってもらえって。興奮してました。」

「ほんとにか?」


「ほんとにです…」


また主任の胸におでこ当ててぎゅってした。


「いきなり対面させてごめんなさい…」


「あんな緊張したの初めてだった」


「ミンソクさん男らしくて惚れ直しました」


「…あっそ」



「ミンソクさん私がいないと物足りないんだ」


「………」



「Aさんだって。ぷ。」



「……お前今日ソファーで寝ろ」


背中に回してた手を剥がされてスタスタリビングの方に歩いていく主任。



「わー!ごめんなさいごめんなさい!」

また怒らせちゃった!


ソファーに座ってテレビ付けた主任の脚元に座りこんで片方の脚に抱きついた。


「うっとおしい。あっち行けよ」


「ごめんなさいってば!」


「お前なんか一生名前で呼ばない」


「いいですから〜!一生呼ばなくてもいいですから〜!」


しばらく怒ってた主任。
よっぽど腹立たせちゃったみたい。


そのうちなんか眠くなってきて
主任の膝に頰っぺた乗せたらそのまま寝ちゃってた。




「A」


って頰っぺたツンツンされてベッドまでお姫様抱っこで運んでくれたのは

ふわふわ夢だったのか現実だったのか分かんなかったけど。

起きたらベッドだったからたぶん現実。







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設定タグ:EXO , xiumin , シウミン   
作品ジャンル:恋愛
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HARU(プロフ) - まゆさん» まゆさんこちらにもありがとうございます!泣いてくださったとは…(;_;)でもあたしも書きながら泣いてましたw今その時思い出すと爆笑ですw (2019年1月7日 9時) (レス) id: 5c03a207f6 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - 何度も涙して読みました。涙と鼻水でティッシュ消費しました。笑 (2019年1月7日 1時) (レス) id: a5365422b1 (このIDを非表示/違反報告)
HARU(プロフ) - サランさん» ぜひ^^ってゆっても最初書いてた主任サイドが難しすぎて断念したものに手を加えたものなんですけど…なのであんまりです笑 いつもありがとうございます!! (2016年4月7日 23時) (レス) id: 5c03a207f6 (このIDを非表示/違反報告)
HARU(プロフ) - Yuuuuさん» Yuuuuさんはじめまして!ほんとですか…(;_;)ほんとに嬉しいです。。あたしも結婚したいなぁと思って書いてます笑 ほんとのろのろ更新すみません…ありがとうございます!! (2016年4月7日 23時) (レス) id: 5c03a207f6 (このIDを非表示/違反報告)
サラン - HARUさん» twitterしてないんですけど探してきます!!!!主任の番外編……あーはやく見たいです(((゚ω゚))) (2016年4月3日 21時) (レス) id: ff36c4a233 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:HARU | 作成日時:2016年2月17日 22時

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