（３９）地味に痛いやつ ページ43
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朝、真希は教室に向かおうと部屋を出た時だった
『痛あああ！！！』
隣の部屋にいるAの部屋から、叫び声が聞こえた
そのとき真希は瞬時に頭をフル回転させた
「(今の叫び声絶対ヤバいやつだよな 朝から料理して指切り落としたか？いやでも包丁さばきは人並みに出来るから違う …まさか朝から揚げ物作ろうとして油の入った鍋落っことしたとか )」
結論：ヤバい
「おいA大丈夫か！？入るぞ！！」
部屋の扉が空いていたため、部屋の中に駆け込んだ
すると、真希の目に飛び込んできたのは部屋の中でうずくまったAの姿だった
真希は駆け寄って、Aの横に片膝をついて辺りを見るが、想像していたような景色ではなく、いつものように変わりない部屋だ
けれどもAはなにやら足の爪先を抑えてうずくまったまま
「A、さっきの叫び声どうした。何があった」
真希はそう尋ねた
真希に背中を撫でられ、Aはやっと顔をゆっくりあげた
その目元にはほんのりと涙が溜まっており、真希はAの言葉に耳を傾ける
そしてAはこう答えた
『小指、机の角っこにぶつけた…！！』
「………………は？」
『だから、足の小指がこの机の角に───』
「馬鹿。聞こえなくて聞き返したんじゃねぇよ」
真希はため息をつき、Aの頭をぐしゃぐしゃとする
「心配損した」
『な！？ 机の角だよ！？痛いんだよ！？』
「お前なら反転術式ですぐだろ。まぁ術式使う程の怪我でもねぇし」
『この痛さバカにしちゃだめだよ！？もっかい言うけど痛いんだよ！？』
「じゃあ聞くけど、今痛いか？
もう治ったろ、ほら痛いの痛いのとんでけー」
『……痛くない。真希天才』
「違ぇわ」
時間が経てば治る痛み。
ちょうど真希が"とんでけー"って言ったタイミングで痛みが消えたらしい。
ちなみに、こんなやり取りをしている間に時間が結構押してて、2人揃って遅刻したそうな。
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ピピピーナッツ - マリイさん» 此処は夢小説という界隈ですし、おっしゃていることは十分分かります。しかし、どの様な界隈でもマナー、ルールを守ってください。長文失礼しました。そしてこういったコメントへの反応を不快に思われた方は、御手数おかけしますが、私のIDを非表示にでもしてください。 (2021年2月21日 8時) (
レス) id: 747155de06 (このIDを非表示/違反報告)
ピピピーナッツ - マリイさん» 連続でコメントすみません。えっと…失礼ですが、それはお話に関係のあることでしょうか…？貴方様の愛は、此方から見てもひしひしと感じられます。その想いはとても素敵だと思います。ですが、このコメント欄はあくまでもお話の感想を述べる場所です。 (2021年2月21日 7時) (レス) id: 747155de06 (このIDを非表示/違反報告)
ピピピーナッツ - コメント失礼します。夢主ちゃん可愛らしいですね！このお話も、ほのぼのとしていて見ていて癒されます…！これからも更新頑張ってください。 (2021年2月21日 7時) (レス) id: 747155de06 (このIDを非表示/違反報告)
蒼鉛 - 小6のわたし:144cm お話の子:ほとんど同じ 草 (2021年2月8日 17時) (レス) id: 0d8498869d (このIDを非表示/違反報告)
チビじゃねぇし、お前らが高すぎんだよ。♂ - え、可愛え……… (2021年2月8日 1時) (レス) id: 175edfd33c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ほやっく | 作成日時：2021年2月7日 13時
