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チチチチ…
『………ん…』
外から聞こえる雀の鳴き声で私は目を開けた
あれ…?私、どうやって部屋戻ったっけ??
えっと、たしか……お風呂はいって、山姥切さんといろいろあって…
それで……
あ!!
そうだ、山姥切さんにキスされて、頭がクラクラして、
私そのままシャットダウンしちゃったんだ!!
…で、ここはどこよ!?
ムクリと起き上がろうとするけど、膝に何やら重たいものを感じた
『なんだ…?…って、えぇぇぇ!??』
膝に誰か眠ってる!!!
黒髪の小さい子がなんか寝てる!!
えっ!誰!??
「……すー……すー…」
『……えっと…』
山「起きたか」
私はバッと声がした方へ振り向く
『…って山姥切さんか…えっとここはどこですか』
山「……山姥切でいい。…そして敬語もやめてくれ。…ここは薬研の研究室だ」
『薬研?』
山「お前の膝上で寝ているやつだ」
『………わぉ』←
山「…なんだその変な返事は」
『いやぁ、ショタが私の膝の上で寝ているなんて夢見たいだなぁって』←
山「………前任が前に言っていた言葉がようやく理解できた」
『…え。なに?』
山「変態という言葉はお前のようなことを言うのだな」←
『はぁぁ!?私は変態じゃないわ!怒
というかいきなりキスしてきたやつに言われたくない!!』
山「あ、あれはしょうがないんだ!」
『何がしょうがないんだよ!私のキスは高くつくぞ!!怒』
山「と、とにかく!!」
『あっ!誤魔化しやがった!!怒』
山「朝餉だ。早く着替えて、大広間へ来い」
山姥切はそう言うと、私の方へ、服を投げた
『……着替えて…って…』
私はちら…と自分の格好を見る
そして状況を理解した私は、
ぼぼぼぼぼっと顔を赤くして急いで毛布で自分の体を隠す
『や、山姥切の変態!!変態!!私の裸見たでしょぉぉぉ!?(泣)』
山「……気にするな、俺はそういうのは気にしない」
『うわあぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!(泣)』
私は恥ずかしさと悔しさのあまり、山姥切の方へ近くにあった枕を投げつけた
………当たりませんでしたが。
山「あまり騒ぐな。薬研が起きてしまう。…最近よく寝ていないんだ、寝かせてやれ」
山姥切はそう言うと、部屋から出ていった
山「早く来いよ、主」
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奥山乃愛(プロフ) - 初コメ失礼します!出来たら全員のキャラに愛されたいです!(恋愛的に)あと落ちは出来れば全員落ちみたいなのが見てみたいです!無理せずに頑張ってくださいね! (2022年12月19日 14時) (レス) id: fdc1778b4b (このIDを非表示/違反報告)
みなつき(プロフ) - ヨルルさん» コメント、リクエストしていただきありがとうございます!(´∀`*)了解です!2巻で書かせていただきますね♪これからもよろしくお願いします!(*´∀`*) (2018年10月13日 5時) (レス) id: 7f6c964cef (このIDを非表示/違反報告)
ヨルル(プロフ) - リクエストです!。沖田組のお話が見たいです!。(イチャイチャ付きでw) (2018年10月12日 22時) (レス) id: aa149677d2 (このIDを非表示/違反報告)
みなつき(プロフ) - さか(´×`)さん» 読んでいただきありがとうございます!!そうですね…ショタは天使です!(キリッ)そんな風に言っていただき、嬉しいです!!これからも頑張ります〜!!(*´ω`*) (2018年10月7日 16時) (レス) id: e9d1f159c4 (このIDを非表示/違反報告)
紫蝶桜(プロフ) - みなつきさん» 勿論だよ!お出で! (2018年10月7日 16時) (レス) id: fc748f73ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みなつき | 作成日時:2018年8月11日 15時