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何故だろう、最近やたら体が怠いというか、眠い。
いつもは眠くならない時間帯でも眠気が凄い。
リビングでちょっと眠くなって、うとうとしてたらマサイくんに起こされて3時間は経ってることに気付いた時は焦った。
「ご飯まだ作れてない…ごめん…」
マサイ「ん？気にしてないよ。Aが最近よく寝てるのって悪阻だと思うし」
「え、悪阻なの！？」
マサイ「俺も調べて初めて知ったんだけど、悪阻ってよく聞く吐きづわりだけじゃないらしいよ。Aは吐き気とかないだろ？」
「吐き気はない…」
マサイ「だからAは吐きづわりじゃなくて眠りづわりってこと。料理とか洗濯とかその他諸々家のことは俺が全部やるし、Aは寝ててもいいし何しててもいいよ」
「…何でそこまでしてくれるの？」
純粋に疑問に思ったから聞いたら、きょとんとするマサイくん。
待って私変なこと聞いてないよね？
マサイ「何でって、当たり前だろ？俺は産むことと母乳を出すことだけはできないからそこはAに頑張ってもらうしかないけどさ、その2つだけでも俺が家のこと全部するのと比べたらAの方が圧倒的に負担かかるじゃん？」
「そうかな…？」
マサイ「そうなの、だから俺がやるって決めたの。てことで何か食べたいもんある？」
「いや、作ってくれるなら何でも食べるよ」
マサイ「ん、分かった」
今のでマサイくんの覚悟っていうか、そういうのが伝わった。
何よりも私のことを考えてくれてるのが嬉しくて堪らない。
本当、私の旦那さんは最高だ。
シルク「おっす」
「おっす」
キッチンで作業してるマサイくんを眺めてるとシルクくんがやってきた。
シルク「今日の晩飯担当マサイなん？」
マサイ「これから俺がやるから」
シルク「へ？何で？」
マサイ「A眠りづわりで大変だし、家のことは俺が全部やることにした」
シルク「眠りづわり…？え、何？悪阻？マジ！？！？」
実は漠然と安定期に入ってから報告でいいかなーって思ってたからまだメンバーに妊娠したことは言ってない。
まあこの際だし言えばいいか。
「えっと、妊娠しました」
マサイ「まだ7週目だよ」
シルクくんは口を手で押さえて私とマサイくんを交互に見る。
そして頭の整理がついたのか、しゃがみこんだ。
シルク「マジで自分のことのように嬉しいわ…おめでとう2人とも」
目を潤ませるシルクくんを見れば心の底から喜んでくれてるの分かるよ。
ありがとう。
続く (更新停止中)
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東雲(プロフ) - コメント失礼します！このシリーズが大好きすぎて何度も読んでます！更新楽しみにしてます！ (2021年9月15日 23時) (
レス) id: bd3f8b4cee (このIDを非表示/違反報告)
佐倉瀬奈 - 初めて見た時からずっと応援していて更新楽しみにしています (2020年10月12日 22時) (レス) id: 1e41210071 (このIDを非表示/違反報告)
メルヘン - ありがとうございます！待ってます！ (2020年1月14日 18時) (レス) id: e7868645e8 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 初めまして！とても良いです！あの、一緒に合作しませんか？ (2020年1月12日 11時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)
瀧(プロフ) - メルヘンさん» リクエストありがとうございます…！！このお話を書くのまだ先になるかもしれませんが、絶対に書くのでしばらくお待ちくださいm(__)m (2020年1月8日 23時) (レス) id: 6f454b9d63 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瀧 | 作成日時：2019年10月27日 0時
