118.誰にも言えないこと ページ21
モトキside
Aちゃんはボールペンを軽くペン回ししながら話す。
その顔は真剣そのもの。
俺、その顔が好きだったんだよなぁ。
凛としててさ、カッコいいんだよ。
「I'll give you instructions, so please call me if you get stuck. OK?(指示なら出すから、行き詰まったら電話して。OK？)」
『OK! Thank you so much!!(OK！本当にありがとう！！)』
「I got it. Come back to work soon(分かったから。ほら早く仕事に戻って)」
それから一言二言話してAちゃんは電話を切った。
書いてたメモを見て少し険しい顔をしてる。
ンダホ「仕事、大丈夫だったの？」
「ん？あぁ、大丈夫だよ。私がいなくても何とかなるミスだったからね」
モトキ「何かニューヨークに来て、みたいなこと言われてなかった？」
「言われたけど、いちいちニューヨークになんて行けないよ。支社にいる社員だけで解決できることはできるだけ私は手を出さないようにしてるの。私の会社には優秀じゃない社員はいないから、あいつらだけで何とかできるよ」
それは社員のことを信頼してるからこそできることだと思う。
Aちゃんの会社で働いてる人は幸せなんだろうな。
「さて、ご飯食べるかな。マサイくん、起きて」
マサイ「…ん、」
「そろそろ足痺れてきたんだけど」
マサイ「ん゛ん…」
「皆見てるよ」
マサイ「………みんな？」
ンダホ「マサイおはよー！！」
マサイ「……うわ、何でいんの」
ぺけたん「モトキとたまたま会って来たの。膝枕の写真グループLINEに送っといたから」
マサイ「は！？何やってんの！？」
ぺけたん「イチャついてた腹いせ」←
Aちゃんの膝からガバッと起きてLINEを確認したマサイはぺけに襲いかかった。←
ンダホも巻き込まれて3人で乱闘し始めたから俺は避難。
Aちゃんも俺の隣に避難してきた。
モトキ「何か、遠慮しなくなったよね」
「ん？」
モトキ「メンバーの前でイチャつくの」
「そうかなぁ…」
モトキ「いいと思うよ」
「…モトキくんは好きな人いないの？」
何でその質問をしてきたのかは分からないけど、かつて好きだった子にそれ聞かれるのはキツいなぁ。
君が転校してから、好きな人なんてできなかった。
君以上の子なんていなかったから。
モトキ「……今はいないよ」
もし中学生の時聞かれてたら、君が好きなんだって答えたよ。
────そしたら、今君の隣にいたのは俺だったのかな。
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瀧(プロフ) - wwwさん» ありがとうございます！！これからも駄作者にお付き合いしてください…！！ (2019年6月18日 22時) (
レス) id: 5c3fcd6700 (このIDを非表示/違反報告)
www - 瀧さん» ほんとですか？！嬉しいいいいい！私頑張ります！！そしてまたこれからも星を押しつ図けます！！！ (2019年6月18日 22時) (レス) id: 423bf3fc22 (このIDを非表示/違反報告)
瀧(プロフ) - wwwさん» 気分転換にしてくださってるなんて嬉しいです！英検準2級までいくと難しくなりますよね。次こそ受かりますよ！応援してます！！d(^_^o) (2019年6月17日 23時) (レス) id: 5c3fcd6700 (このIDを非表示/違反報告)
www - この小説見て気分転換！英検準２級落ちたんです・・・しかも三回目 (2019年6月17日 16時) (レス) id: 423bf3fc22 (このIDを非表示/違反報告)
瀧(プロフ) - 弥生さん» ありがとうございます！そう言っていただけると書いてる甲斐があります(//∇//) (2019年6月15日 1時) (レス) id: 5c3fcd6700 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瀧 | 作成日時：2019年6月1日 2時
