113.嫉妬と不安 ページ16
カラオケの動画は中々に好評だった。
あの動画を投稿してから、私に英語を使った動画を撮ってほしいって依頼がちょくちょくあった。
それはおいおい撮ることに。
モトキ「……あのさ」
「んー？」
マサイ「何ー」
モトキ「イチャつくならどっちかの家でやってよ」
「マサイくんに言って」
マサイ「だっていい場所にAの太ももがあったから」←
モトキくんの家でセカンダリを撮って、その編集をしてた。
そしたら私がモトキくんの家にいるって知ったマサイくんが事務所から直接モトキくんの家に来た。
モトキくんの家に来るや否や編集をしてた私の太ももに頭を乗っけてスマホを弄り始めた。
そう、私は現在進行形でマサイを膝枕している。
ていうかモトキくん普通に全部目撃してたからね。
無言だったけどめちゃくちゃびっくりしたようにマサイくんを見てた。
「マサイくん、そこそこ邪魔なんだけど」
マサイ「大丈夫大丈夫。Aならいける」←
「何が？」
モトキ「……はぁ、俺コンビニ行ってくる」
「いってらー」
呆れたように溜め息をついてモトキくんは出ていった。
家主を追い出す感じになっちゃった。
ごめんモトキくん、でも全部マサイくんのせいだから。←
「……どうしたの」
マサイ「何が？」
「メンバーの前でこういうのあんましないじゃん」
マサイ「……んー」
「ヤキモチ？」
その質問に答えることはなく、マサイくんはスマホを弄るのをやめて私の腰に腕を回した。
それが何を意味しているのか私には分かる。
「別に疚しいことなんて何もないのに」
マサイ「……分かってるけどさ、不安なものは不安だよ」
編集する手を止めて真下を見下ろすと眉を下げたマサイくんと目が合った。
そんなに不安そうな顔しないでよ。
……でも、大好きな彼にそうさせているのは私か。
「不安に思わないでよ。だってこれだけじゃ足りないくらいマサイくんが好きなのに」
マサイ「っ！」
上半身を曲げてマサイくんのおでこにキスを落とした。
そっと顔を離せば見えるのは真っ赤になったマサイくんの顔。
「ね？」
マサイ「もう、ほんといきなりそういうのダメ…心臓に悪い……」
また私の腰に腕を回して、ぎゅーと抱き締める。
更に顔を私のお腹に埋めたから、その頭を撫でるとぐりぐりと押し付けられた。
暫く撫でていると僅かに寝息が聞こえ始めた。
え、嘘。
この状態で寝た？
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瀧(プロフ) - wwwさん» ありがとうございます！！これからも駄作者にお付き合いしてください…！！ (2019年6月18日 22時) (
レス) id: 5c3fcd6700 (このIDを非表示/違反報告)
www - 瀧さん» ほんとですか？！嬉しいいいいい！私頑張ります！！そしてまたこれからも星を押しつ図けます！！！ (2019年6月18日 22時) (レス) id: 423bf3fc22 (このIDを非表示/違反報告)
瀧(プロフ) - wwwさん» 気分転換にしてくださってるなんて嬉しいです！英検準2級までいくと難しくなりますよね。次こそ受かりますよ！応援してます！！d(^_^o) (2019年6月17日 23時) (レス) id: 5c3fcd6700 (このIDを非表示/違反報告)
www - この小説見て気分転換！英検準２級落ちたんです・・・しかも三回目 (2019年6月17日 16時) (レス) id: 423bf3fc22 (このIDを非表示/違反報告)
瀧(プロフ) - 弥生さん» ありがとうございます！そう言っていただけると書いてる甲斐があります(//∇//) (2019年6月15日 1時) (レス) id: 5c3fcd6700 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瀧 | 作成日時：2019年6月1日 2時
