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貴『な、ななななんですか』


ジリジリと詰め寄ってくる、その気味悪さに
耐えられなくなってシュガさんに聞く




後ろにはいつのまにか壁があって
もう逃げ場がない





質問しても何もなかったかのように
真顔のまま彼は私にせまってきた








何をされるかわからなくて
思わず目を瞑る





SG「どっちなの?」





頭の上から投げかけられた言葉は少し
嗄れていた





貴『何がですか?』





目をゆっくり開け、前に立っていたシュガさんを見上げる





SG「グクとジミン。お前はどっちが好きなの?」






急な質問に言葉が詰まる





貴『それは、』





SG「グク、だろ?」




貴『いえ、ジミニオッパです』





よくわからないけど、心の中を見透かされてるみたいでシュガさんと目が合わせられない





SG「撮影前に俺、言ったよな?

“グクのとこによく遊びに来てた時と比べて
もっとブサイクになったな”って。

その意味わかる?」



貴『え、ただ私をバカにしてるだけじゃ…』



話に追いついていけない



SG「馬鹿、ちげーよ。
ジミンと付き合ってからお前が幸せそうに見えないってことだよ。
ジミンと無理して付き合ってるだろ?」



貴『そんなこと…』





シュガさんは私に顔を近づけると
睨みつけて放った





SG「もしグクの代わりとしてジミンと付き合ってるなら許さねぇから。

グクの埋め合わせで付き合う男じゃない。
俺の弟を弄ぶな」




貴『ご、ごめんな…さ……』




核心を突かれたのか、自然と涙が出てくる
自分のワガママがシュガさんを怒らせたのだ






SG「……泣かせるつもりじゃなかった、ごめん


けど弟達が苦しんでるのを見過ごせない
だからジミンとグクとの関係をもう一回考え直してくれないか?」







貴『…わかりました。
私、ワガママな行動してました。
ありがとうございます、わざわざそんな事言ってくださるなんて』





SG「ん、…目赤くなってるからしばらくここで休んどいて。」




貴『はい、…ではお疲れ様でした』









シュガさんは私の頭をポンポンと撫でてくれると
扉の向こうへ行ってしまった









.

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ampm(プロフ) - てちゅお 。さん» コメントありがとうございます!無事完結することができました!閲覧ありがとうございます! (2018年7月12日 19時) (レス) id: 290d3cbdc6 (このIDを非表示/違反報告)
てちゅお 。(プロフ) - 目から大量の水が流れてくるんですが?笑ちょっとチム…。チムやっぱり優男だわ。更新頑張ってください。ファイティン! (2018年7月12日 17時) (レス) id: 4dac733cbc (このIDを非表示/違反報告)
グクさんうさぎ(プロフ) - いえいえ(笑) (2018年3月21日 16時) (レス) id: bc6ef23154 (このIDを非表示/違反報告)
ampm(プロフ) - グクさんうさぎさん» ハゲないでくださいね((汗ありがたいコメントありがとうございます!更新頑張ります! (2018年3月21日 13時) (レス) id: 290d3cbdc6 (このIDを非表示/違反報告)
ampm(プロフ) - 真綺さん» 真綺さんのご期待に添えるよう、更新頑張ります!コメントありがとうございます! (2018年3月21日 13時) (レス) id: 290d3cbdc6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ampm | 作成日時:2018年3月12日 18時

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