26 ページ27
.
末「おらおらおらー!戻ったぞー!」
丈「おー!用意ちゃんとしてるやん!」
用意も全部終わらせて川で水鉄砲で遊んでいると買い物に行ってくれていたじょう先輩と末澤先輩が帰って来た。
大ちゃんと正門と3人でありがとうございました!と言いながら駆け寄って行き、大量のレジ袋を先輩達の手から取る。
末「お前らはかしこいなぁーー!出来た後輩達やわ!!誰かさん達とは違ってなぁ!?!?」
「おつかれさーん!」と川から叫ぶ先輩達に「ふっざけんなよ!!!」と末澤先輩のハイトーンツッコミが飛ぶ。
「俺達準備します!」
大「先輩達は休んでください!」
正「ここは1年にさせてください!」
末「ほんま?悪いなぁ!ありがとうな!任せた!」
そういうと「おらおらー!!」と川に向かって行く末澤先輩。
さて、俺らは野菜切ってバーベキューの用意をしますか!
正「俺とりあえず道具一回洗うわ!」
大「俺もー!」
「ほな、野菜とか洗っとくわ!」
先輩達が買ってきてくれた袋から野菜を取り出す。
「うわ!このピーマンでっか!!!」
丈「せやろ?」
「うわぁっ!?!?!!!?」
丈「いや、だからおおはしはいちいちびっくりしすぎやて!(笑)」
隣にじょう先輩がいたことに全く気付いてなかったからすごいでかい声出してしまった…
「じょう先輩も休んでくださいね?」
丈「俺はいいねん、こっち手伝う。」
「なんで!せっかく川来たのに!」
丈「川冷たそうやん!それにおおはしに野菜切るの任せんのちょっと不安やしなぁ〜」
「なんでですか!!(笑)こう見えて家ではちゃんと手伝いとかしてるんですよ!?」
丈「うっそやん!野菜の名前も知らなさそうやのに!」
「どんな偏見っすか!(笑)」
丈「(笑)うそうそ。まあ一緒にした方がはやく終わるやろ?一緒にやろ。」
俺は玉ねぎは切らんからなぁ〜、と言いながら野菜を洗うじょう先輩。
俺さっき普通に喋れてたよな?大丈夫やんな?
丈「おおはしぃ?そんなぼーっとしてたら指切ってまうぞ?」
ハッとしたときにはじょう先輩の顔が近くにあって、だんだんと顔が熱くなってくるのが分かる。
丈「え?顔赤いで!?熱中症とかちゃうよな!?」
「ちゃうす!大丈夫です!」
ひんやりと冷たいじょう先輩の手が、額に触れる。
丈「野菜洗ってたから手冷えてるやろ?」
そう言ってにっこり笑うじょう先輩のせいで、顔に帯びた熱は全く下がる訳がなかった。
.
287人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
おまめさん(プロフ) - 樹れれ*さん» コメントありがとうございます!そしてすごく嬉しいお言葉…心に滲みます…(泣)引き続き、温かい目で見守ってやってください! (2020年6月7日 16時) (レス) id: 78dec32c94 (このIDを非表示/違反報告)
樹れれ* - コメント失礼します!最近この小説を読むことが日課になりつつあるくらい大好きです。純愛で、それでいて儚い青緑を書ける主様素晴らしすぎます!(緑くんの純粋さが疲れをとってくれる癒しです。。)毎度の更新楽しみにしています。お身体にお気をつけてください(*^^*) (2020年6月7日 0時) (レス) id: d9fa3e456d (このIDを非表示/違反報告)
おまめさん(プロフ) - ももさん» コメント読んで嬉しすぎて上がった口角が下がりません…そう言っていただけると活力になります!少しでも読んでて良かったと思っていただけるような結末に向けて書いていきますので、温かい目で見守ってやってくださいませ! (2020年6月6日 23時) (レス) id: 78dec32c94 (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - 初めてコメントします。私自身嫌なことがあった日も、この小説読むと吹き飛ぶくらい大好きです笑、長編は連載大変やと思うので、マイペース保って無理せず頑張ってください!陰ながら応援してます。 (2020年6月6日 21時) (レス) id: 1c767c69e9 (このIDを非表示/違反報告)
おまめさん(プロフ) - イチゴさん» 嬉しすぎるお言葉ありがとうございます(´;ω;`)ゆっくりになりますが、今後もご愛読宜しくお願いします! (2020年6月6日 0時) (レス) id: 78dec32c94 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:おまめ | 作成日時:2020年5月3日 23時