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真「バーベキューの用意はお前達に任せたっっ!!」
はぁ!?!まとくんもしてくださいよー!!と古謝先輩達の声が響き渡る中、俺を連れて川辺へ進む真鳥先輩。
「ちょ、準備!ごめんなさぁぁあい!」
先輩達に叫ぶとふざけんなー!なんて野次が飛んでくる。真鳥先輩に目を向けると無邪気に笑って「これは先輩の特権やなぁ〜」なんて言うてる。
川辺につくとここ座ろ!と大きめの岩に腰掛けた真鳥先輩。とりあえず隣に座ればいいんかな?そう思い、真鳥先輩の横に座った。
真「かずやさぁ、好きな人おるやろ?」
「えっ!?!?!?!?」
突然真鳥先輩がそんなことを言うから驚いて目玉が飛び出そうになる。そして開いた口が塞がらないとはこのこと。
真「俺ね〜、分かるんよ。そういうの。」
俺の目を見てにっこり笑う。
俺そんな分かりやすい!?もしかしてじょう先輩にもバレてる!?
真「ちょっと(笑)そんな焦らんでも大丈夫!俺しか気付いてないと思うから!」
「えっ!ほんまですか!?」
真「うん、大丈夫!たださ、大好きなかずやの悲しい顔見たくないからさぁ〜、もし、辛くなったり我慢できんくなったら、真鳥先輩のところおいでよ?」
「えっ…」
真「真鳥先輩が何でも話聞いてあげるから。ね?」
そう言うと俺の頭をぽんぽんっと優しく撫でてくれた。すごく安心する。
「真鳥先輩、ありがとうございますっ!」
そう伝えると、どういたしまして、とにこっと笑って「よっしゃー、しゃあなし手伝ってあげるかー!行くぞかずやー!」とみんなの元へ歩き始めた。
優しい先輩が近くにいて、すごい幸せやなぁ〜心がポカポカ温まる。ウジウジしてても意味ないし、今日は純粋に楽しむんや!!
そう心に誓った。
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おまめさん(プロフ) - 樹れれ*さん» コメントありがとうございます!そしてすごく嬉しいお言葉…心に滲みます…(泣)引き続き、温かい目で見守ってやってください! (2020年6月7日 16時) (レス) id: 78dec32c94 (このIDを非表示/違反報告)
樹れれ* - コメント失礼します!最近この小説を読むことが日課になりつつあるくらい大好きです。純愛で、それでいて儚い青緑を書ける主様素晴らしすぎます!(緑くんの純粋さが疲れをとってくれる癒しです。。)毎度の更新楽しみにしています。お身体にお気をつけてください(*^^*) (2020年6月7日 0時) (レス) id: d9fa3e456d (このIDを非表示/違反報告)
おまめさん(プロフ) - ももさん» コメント読んで嬉しすぎて上がった口角が下がりません…そう言っていただけると活力になります!少しでも読んでて良かったと思っていただけるような結末に向けて書いていきますので、温かい目で見守ってやってくださいませ! (2020年6月6日 23時) (レス) id: 78dec32c94 (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - 初めてコメントします。私自身嫌なことがあった日も、この小説読むと吹き飛ぶくらい大好きです笑、長編は連載大変やと思うので、マイペース保って無理せず頑張ってください!陰ながら応援してます。 (2020年6月6日 21時) (レス) id: 1c767c69e9 (このIDを非表示/違反報告)
おまめさん(プロフ) - イチゴさん» 嬉しすぎるお言葉ありがとうございます(´;ω;`)ゆっくりになりますが、今後もご愛読宜しくお願いします! (2020年6月6日 0時) (レス) id: 78dec32c94 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:おまめ | 作成日時:2020年5月3日 23時