朝 ページ12
樹side
じゅりっ じゅりっ
そんな声が聞こえた気がした
「んんッ?」
じゅり〜 じゅうりぃー
美空の声だ
「どした? 美空」
美空)おはよぉ
いつもに比べてふわふわしている美空が 可愛くて
「もうっ 可愛いな」
美空)えへへっ
「で美空どうしたの?」
美空)ほくとは? 慎ちゃんは?
「どっちもいるよ でも慎太郎昨日倒れた」
美空)えっ
美空の顔がだんだん暗くなって来た
ついには泣き出してしまった
「美空 大丈夫だから」
美空)ホントに? グスッ
「うん」
「だから美空も泣かない 泣かない」
「下降りる?」
美空)うん
俺は美空を抱えて
慎太郎達がいる一階に降りた
北斗)おおっ 美空 おはよう元気?
美空)ぅん
北斗)どした?
「慎太郎のこと伝えたら泣き出しちゃって」
北斗)あ〜 慎太郎起きてるよ?
でも俺は今話せない なんか心ここに在らずって感じで
何を言っても 反応無し
「美空 話に行く?」
美空)うん 慎太郎に嫌がられない? 邪魔じゃ ない、?
「嫌なわけないし、邪魔じゃないからね?」
美空)じゃあ 行ってくる
タタタッ
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作者名:そらのこ | 作成日時:2021年9月16日 19時