ねーちゃん ページ10
『えーと、ここか。新しいバイト先』
こんにちは灰谷Aです。
前働いていたバイク屋が閉店するということで、新しいバイト先に来ました。
『すいませーん!えっと、佐野真一郎さん?いますかー?』
声を出しながら店に入った
店の中は電気の電気はついているな・・・と思っていたら奥に人がいた。
黒髪の特に印象もない男の人だった
でもどこかで見覚えがあった
声をかけずにまじまじとずっと見ていると
「あ、ごめん。新しいバイトって、君______」
と、そいつが振り返っていた
『・・・・・・げっ』「あ」
ようやく思い出した。
名前だけでもなんか聞き覚えがあった
『黒龍の初代総長じゃん・・・・・・』
「・・・・・・お前、あの時の天使じゃん」
『うるさい、黙って』
なんで私が天使かは触れたくない
佐野真一郎とは、私がまだ不良だった頃一度だけあったことがある。
__________________
『・・・・・・お前があの"黒龍"の総長?弱そーじゃん』
「・・・・・・・・・・・・」
どんどんおっきくなっていく黒龍に焦った
六本木に全員で攻めてこられたら流石に負ける。
だから根っこを潰そうと思って仲間をダシにして呼び出した。
『ほら、かかってきなよ?そうちょーさん!!』
「・・・・・・か、、、」
『か?』
「・・・・・・可愛い」
『は?』
あいつは確かに私にそう言った。
何言ってんだこいつ
「お前、、、、むっちゃ可愛いな、、、」
『っはあっっ!?!?ちょ、、、』
美人、綺麗とかは言われ慣れてた。でも可愛いはあまり言われなかったのでちょっ動揺してしまった
そうこうしてると黒龍の仲間のバイクの音が聞こえた。
1人じゃ勝てないからそこで引き返した。
でも、あのまま帰るのもカッコ悪くて____________
『佐野真一郎!!いつかお前をぶっ飛ばすからな!!!!』
「あ、おー。また会おうな!」
『お前!!なんでそんなに気楽なんだよ!!』
______で、その数日後に母さんが出て行ったから結局ぶっ飛ばさずに不良終わらせたんだよなー
「てゆうか、君結局俺のこと、ぶっ飛ばさなかったな」
『不良やめたんだよ。頭使えバカ』
「なんか、殆ど初対面でむっちゃ辛辣」
『仕方ないんだ、佐野真一郎。あの時に私の中でお前は変人だからな』
「______悲しいけどいいや。お前、今日からここで働くんだろ?」
佐野真一郎は私に近づいてきてこう言った
「よろしくな、A」
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夜月(プロフ) - 零さんの小説大好きです!これからも頑張ってください!応援してます! (2021年8月27日 22時) (レス) id: 935b93b187 (このIDを非表示/違反報告)
夜空と暁(プロフ) - すぅぅぅーはぁぁぁ、、、好きです!続き楽しみにしてます!! (2021年8月25日 21時) (レス) id: 3b02c3cd6d (このIDを非表示/違反報告)
白虎 - イメージ画像好きです! 頑張って下さい!! (2021年8月23日 14時) (レス) id: f661112be3 (このIDを非表示/違反報告)
零(プロフ) - あおですさん» 可愛いなんて・・・・・・ありがとうございます!! (2021年8月19日 20時) (レス) id: b710239365 (このIDを非表示/違反報告)
あおです - めちゃくちゃ可愛い( 〃▽〃) (2021年8月19日 19時) (レス) id: 012260678e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:零 | 作成日時:2021年8月8日 12時