ねーちゃん ページ3
『え?これ・・・』
「ねーちゃん、ピアス何個か空いてるだろ?」
「俺らがあげるから絶対つけてね!」
『・・・・・・うん』
ねーちゃんはそれからまた涙を流して抱きしめてきた
その日はみんなで夜遅くまで騒いだ。
最近倒したやつの話や、カッケーバイクの話。
ねーちゃんは幸せそうに笑って聴いてくれた
その日、一緒に寝たいと竜胆と頼んだら少し悩みながらも、一緒に寝てくれた。
親が小さい頃に蒸発した俺らにはねーちゃんの温かさが嬉しかった。
ねーちゃんに縋るように抱きつくと俺の背中を優しく撫でてくれた。
ああ、もうしばらくはねーちゃん離れできねぇな___
兄ちゃんが姉ちゃんに抱きつきながら寝てたから羨ましくなった。
でも、甘え方が下手な俺はどうすればいいかよくわからずにウズウズしていると・・・
『______竜胆、ほら、おいで』
姉ちゃんにそう言われてゆっくりくっつくと背中を撫でてくれた。
その手が優しくて、もっと撫でて欲しくて姉ちゃんにもっとくっついた
大好きだよ、姉ちゃん
次の日、両側に温もりを感じながら起きました。
どうも、灰谷Aです
昨日自分の誕生日だったことをすっかり忘れていた。
友達も私は浅く広くつくるタイプなので人に誕生日もあんまり教えたことはない
昨日蘭と竜胆がくれたピアスは2人の名前の花が描からていてとても嬉しかった。
ずっと2人を不自由なく育てるために17歳から、歳を少しだけ盛ってコンビニとかで働いていた。
まあ、私も不良みたいなもんだから喧嘩は強い
だから絡まれても特に何にもなかったのだ
弟達がそれに憧れて不良になると言い始めた時は流石に驚いたけど
私たちは7歳離れだ。結構離れているので私がお姉ちゃん、と言う感じが強かった。
母の記憶は少しだけあるが父親の記憶は全くない。
母は、取り敢えず糞だった。
毎晩毎晩、男連れ込んでは喘いでいる。
蘭と竜胆は生まれたばっかで、私が世話をしなければならないからそこの事に触れる暇もなかった
でも数週間経ったある日、その相手の男が竜胆を襲おうとした。
私がタイミングよく帰って来れたから良かったが、成人がまだ5歳にも満たない子供を襲おうとした事に絶望した
初めてその日人を殴った
その日からさらにこの子達を守ると言う気持ちが強くなった。
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夜月(プロフ) - 零さんの小説大好きです!これからも頑張ってください!応援してます! (2021年8月27日 22時) (レス) id: 935b93b187 (このIDを非表示/違反報告)
夜空と暁(プロフ) - すぅぅぅーはぁぁぁ、、、好きです!続き楽しみにしてます!! (2021年8月25日 21時) (レス) id: 3b02c3cd6d (このIDを非表示/違反報告)
白虎 - イメージ画像好きです! 頑張って下さい!! (2021年8月23日 14時) (レス) id: f661112be3 (このIDを非表示/違反報告)
零(プロフ) - あおですさん» 可愛いなんて・・・・・・ありがとうございます!! (2021年8月19日 20時) (レス) id: b710239365 (このIDを非表示/違反報告)
あおです - めちゃくちゃ可愛い( 〃▽〃) (2021年8月19日 19時) (レス) id: 012260678e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:零 | 作成日時:2021年8月8日 12時