俺らのねーちゃん、ちょーサイキョー【東リベ】

ねーちゃん ページ11

「ねー、聞いてる？」
『うるさいです。仕事してください』
「あ、今日弟来るから。よろしく」
『は？聞いてないんだけど！』




あれから色々あったが、私はあんまりこいつが好きではない。


でも、今更バイト先を変えるのも面倒くさいし、我慢することにした。


仮にも上司。敬語使わないといけなくなってしまった。「俺の店だよ？」って言われた。



「多分もうちょっとで来るよ」
『え？早くないでs「シンイチロー」



私の言葉が遮られた。店の扉の方を見ると昔帰り道に不良をしめたところを見られた金髪のチビくんだった



「おー、マンジロー。きたか」
「あれ、おねーさん前に1人で不良ぶっ飛ばした人じゃん」
『よく覚えているね君』
「うん、名前書き忘れたなーって」
「えー？お前ら知り合いだったんだ。紹介してあげようと思ったのに」




なんでも佐野さんは、最近来たバイトが面白いと言ってマンジロー？くんを呼んだらしい。




「まー名前聞きたかったから会えてよかったよー名前は？」
『人に聞くときは自分からじゃない？まあいいや。私は灰谷A、年は20歳。好きなものは甘いもの。よろしく』
「おー。俺佐野万次郎、小3、どら焼きが好き」
『佐野くんね』
「佐野2人あるんだけど」
『じゃあなんて呼べばいいの』
「「呼び捨て」」
『あー、うんわかった』

軽ーく仲良くなってマンジローは帰っていった


「また来るなー」
『私はちょっとめんどくさいから、できるだけこないで欲しいなー』
「じゃあできるだけ来るわ」
『ひどいよ』



すぐ帰ってもらった。

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