ねーちゃん ページ2
灰谷兄弟、小学生
「え?ねーちゃん、それ・・・」
『あ、気づいた?姉ちゃん、ピアス開けたの』
ほら、と言いながら耳を見せてくる
右に3つ、左に二つ空いている
でもその中の2つの穴にはピアスはついてなかった
「?姉ちゃん」
『ん?何?』
「ピアス付いてない穴何個かあるけど・・・」
『ああ、ピアス足りなくてさ・・・開ける個数少なくても良かったなー』
はあ、とため息をつきながらキッチンへご飯を作りにいく。
「竜胆」
「兄ちゃん」
「「これだ/これだね」」
実は来週、ねーちゃんの誕生日、ということでプレゼントは何がいいかずっと悩んでいた。
お金はちょっと前から貯めてきたからある
2人は次の日、早速デパートへ行くことにした
ついたのはアクセサリーショップ
レディースのコーナーに男子中学生が2人いるのは少し異様な光景だ
「______よし、竜胆。1つ2000円以内な」
「分かった!それで1人1個ずつね」
1人1つずつ、2000円以内と、ルールを決めた
____________数10分後
2人とも選び終わって集まった
「兄ちゃん、兄ちゃん。何にした?」
「ばか、こうゆうのはお楽しみとして取っておくんだよ」
「んー、分かったよ・・・」
ばかは言わなくていいじゃんと拗ねる竜胆。
ごめんと謝る蘭
これを幼少期灰谷兄弟で想像したらとても尊・・・・・・
誕生日当日______
「「ハッピーバースデーねーちゃん!!」」
『え?あ、ありがと・・・う』
姉ちゃんは自分の誕生日を覚えていなくて、それに気づいた俺たちはケーキも頑張って作った(流石に生地からきつかったのでスポンジを買って盛り付けした)
姉ちゃんは最初こそ驚いていたけどその後ボロボロ涙を流しながら抱きしめてきてありがとうって言ってくれた。
「ねーちゃん!」
『っうっ!なっなあに?』
まだ泣いてボロボロ涙を零しているねーちゃんに2人でプレゼントをあげた
『んぇ?何?これ?』
「誕生日プレゼント!」
「俺らで買ったんだー」
小さな箱だったので姉ちゃんは何かもわからずに開けた。
中には蘭の花が小さく描かれた薄い赤紫のピアスと、竜胆の花が描かれた薄紫色のピアスだった
ちょっと中学生だったらおかしいので小学生にしました笑
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夜月(プロフ) - 零さんの小説大好きです!これからも頑張ってください!応援してます! (2021年8月27日 22時) (レス) id: 935b93b187 (このIDを非表示/違反報告)
夜空と暁(プロフ) - すぅぅぅーはぁぁぁ、、、好きです!続き楽しみにしてます!! (2021年8月25日 21時) (レス) id: 3b02c3cd6d (このIDを非表示/違反報告)
白虎 - イメージ画像好きです! 頑張って下さい!! (2021年8月23日 14時) (レス) id: f661112be3 (このIDを非表示/違反報告)
零(プロフ) - あおですさん» 可愛いなんて・・・・・・ありがとうございます!! (2021年8月19日 20時) (レス) id: b710239365 (このIDを非表示/違反報告)
あおです - めちゃくちゃ可愛い( 〃▽〃) (2021年8月19日 19時) (レス) id: 012260678e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:零 | 作成日時:2021年8月8日 12時