1 孤独 ページ1
…
暗い部屋。庭にある池に波紋が走る。
心情や状況を無視した眩しいその場所は、この部屋の主の瞳に映るには、相応しくない風景。
広い部屋で1人、少女は膝を抱えて蹲っていた。
文字通り孤独になってしまった彼女に、小鳥遊家の者が出来ることはなかった。
彼女の呪力はこの家では異常だ。
波の術士では到底やりあえないほどの呪力──それと引き換えにされたものは、きっと永遠に続く孤独。
呪術師として生きて、誰とも触れ合うことなく、呪術師として死ぬ。
そもそも、呪術師にだってなれるかどうか。
「はいはーい、お迎えに参りましたよ〜」
そう言って陽気な笑みを浮かべながら入ってきた一人の男によって、少女の物語は動き出した。
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みみず2(プロフ) - なおこちらのコメントは後日削除させていただきますので、必要であればお控えくださいますようお願いしますm(_ _)m (2022年4月26日 6時) (レス) id: c96996a763 (このIDを非表示/違反報告)
みさにゃん(プロフ) - 途中でも読みたいので教えてください❗ (2022年4月26日 0時) (レス) id: 261ab17a8b (このIDを非表示/違反報告)
みさにゃん(プロフ) - 大丈夫です。 (2022年4月26日 0時) (レス) id: 261ab17a8b (このIDを非表示/違反報告)
みみず2(プロフ) - みさにゃんさん» コメントありがとうございます。2作目の方が作品途中で更新停止してしまっていますがよろしいでしょうか? (2022年4月25日 2時) (レス) id: c96996a763 (このIDを非表示/違反報告)
みさにゃん(プロフ) - 素敵な作品ありがとうございます❗ パスワードを教えていただきたいです。 (2022年4月24日 18時) (レス) @page48 id: 261ab17a8b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みみず2 | 作成日時:2021年2月23日 21時