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#2 dishes ページ2



 





「いやあ、美味かったなー!」
「ふふ、メリオダス様、ご飯粒がついてますよ?」
「んぁ?うお、ありがとなー、エリザベス!
 へへへ、お礼にちょいと失礼して…」
「きゃぁあっ、ちょ、メリオダス様っ!?」


 



そう言って団長はエリザベスの胸を揉みしだく。

…ボクには戦闘のしすぎ(つまり筋トレし過ぎ)で胸に肉がつかなかった。…ぐぬぬ、エリザベス恨む…

そうやって、冗談のつもりなのに胸がチクリと痛んだ。
…まだ諦めきれてねーのか、ボクは。

はあ、とボクは頭をガシガシとかいた。







「うっおーい、どーしたんだァ?Aチャン♪」
「っ酒臭ッッ!?んだバン、昼間っから飲んだの!?」
「悪ィーかよ♪」



後ろからバンに抱きつかれる。
過剰に反応をすると、バンは酒をくるくると回しながら笑った。





「ったく、程々にしとけよ?あとベタベタとくっつくな。」
「チェ、釣れねェなぁ…」
「お前にはエレインがいるだろ?
 ったく、好きでもない奴にベタベタ触んなっつーの。」
「……へーへ、離れりゃいんだろ?」
 





ボクはバンの腕を払って、皆が散らかした昼飯を片付け始める。


自称残飯処理団長ことホークが「俺様も手伝ってやるぜ豚野郎!」と少しイラっとしたが、有り難く手伝って貰うことにした。
 





「…わるいな、ホーク。」
「Aこそな!
 …ったくあいつらは何も手伝いやしねーんだなぁ。」
「…昔っからああだよ、あいつらは」
「はーん。ま、あとは頑張れよー。トントコ」
「んー。」




ボクは気だる気に生返事を返して、食器を洗い始める。
寂しく、団長のイビキと食器のぶつかる音が響いた。

 



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青羊(プロフ) - んふふふふ、めちゃ好みです!!更新お願いします!! (11月24日 13時) (レス) @page17 id: 6da4da67ba (このIDを非表示/違反報告)
かなめ - ヤンデレ、好きや… (2019年6月6日 11時) (レス) id: c912c69745 (このIDを非表示/違反報告)
みんちゃ。(プロフ) - 星空さん» ありがとうございますうううう!!本当にそう言っていただけるだけで嬉しいです! (2018年7月16日 7時) (レス) id: 761e184520 (このIDを非表示/違反報告)
星空(プロフ) - みんちゃ。さん» そうなんですか?!そうとは知らずになんかすいません笑.....作ってる作品ほとんど読ませていただきました!とても良かったです!これからもヤンデレの作品を作り続けてくれると嬉しいです! (2018年7月15日 23時) (レス) id: 170390e438 (このIDを非表示/違反報告)
みんちゃ。(プロフ) - 星空さん» ありがとうございます!私もヤンデレ大好きで…作ってる作品ほとんどヤンデレ物です笑 (2018年7月14日 8時) (レス) id: 761e184520 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みんちゃ。 | 作成日時:2018年7月8日 21時

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