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ラントの言葉にA以外は驚いていた。
ラント「だが、全てを忘れてしまっているのだ。
奴等に関する記憶をな。
ただ1人…
Aを除いては…」
そう言ってラントはAに視線を向ける。
ジ/コ/マ/フ/メ『えぇぇぇぇっ!?』
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〜風紀タワー〜
シノブ「奴等は、学園マフィアの居る体育倉庫に
向かっているようですね。
何を企んでいるんでしょう…?」
風紀委員の一員である影野シノブは、
モニターを見ながら話す。
そこに映されていたのは、A達の姿。
ナユ「さあ…?」
気の抜けた返事をするナユ。
ソファに寝転がりながら本を読んでいた。
シノブ「…!」
《あれは…もしかして…》
シノブはモニターを改めて見てみると、
Aの姿を見て思わず目を見開く。
チヨ「シノブ君、どうかしたの?」
シノブ「あ…いえ、何でも…」
《A…なのか…?》
副委員長の副田チヨの声で、ふと我に返るシノブ。
チヨ「そう。ならいいけど…。
様子を見てきてくれる? シノブ君」
シノブ「えっ…!? 僕がですか…?!」
一瞬戸惑うシノブだが…。
シノブ「…わかりました」
《まあ、僕の知っているAなのかどうか、
確かめに行くチャンスではあるな…》
Aの事を確かめたいシノブは、
渋々承諾するのだった…。
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ーその頃、A達は森の中を歩いていた。
A《またあの人達に会う事を考えたら、
本当は行くのが怖いけど……。
でも、もしかしたらあの時私を助けてくれた
あの人に会える可能性も……》
ジンペイ「なぁ、会長。
A以外記憶を消されてるってマジか?」
フブキ「Aも何で言ってくれなかったのよ…」
A「ごめんなさい……。
私にとっても非現実的な事だったので、
言っても信じていただけないかと思って……」
フブキ「そんな訳ないじゃない…。
私達親友でしょ? Aの言う事なら信じるわよ!」
コマ「そうだよAさん!
仲間なんだからもっと僕達を頼ってよ…」
《それに、好きな女の子の言う事なら
僕だって信じるよ…》
ラント「… 詳しい事は、この件が終わってからだ。
それから、Aを責めるのはやめろ。
口止めしていたのは私なのだからな」
A「……!」
《会長……私を庇ってくれた……?》
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作者名:∞倉安な〜りん∞ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/milokarosu1/
作成日時:2022年6月16日 14時