アイドルを目指す少女はYSP能力者11 【妖怪学園】 (ページ30)

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ラント「では、改めて君達にお願いしたい」

そう言ってラントは立ち上がり…。

ラント「宇宙人と戦う為に、
君達が率いる学園マフィアに
我ら生徒会への協力を要請する!」

チアキ「…わかった。いいよね? ノーズ」

自分の後ろに立っているノーズに尋ねるチアキ。

ノーズ「ああ、お前がそう言うならな。
…学園マフィアは、霧隠ラント率いる
生徒会に協力しよう」

無事に交渉が成立した。

A「……あ」

すると何処かから虹色の妖気が現れ、

Aのウォッチに吸い込まれて

1枚のメダルが現れた。

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ー帰り道…。

ジンペイ「それにしてもさー、
ノーズにはちゃんと友達居たんじゃん!」

A「ふふっ、そうですね?」

ジンペイとAは、後ろを歩いている

ノーズとチアキに声を掛ける。

ノーズ「何? 俺とチアキの事か」

チアキ「僕らが友達?」

ノーズ「俺達は、お互いを利用する
パートナーだと決めているだけだ。
友達だと思った事等一度も…」

ジンペイ「だーかーらー!
それが友達って事なんだよ!
友達ってさ、理由もなく一緒に居たいもんだし、
今まで一緒に居て助け合ってきたんなら、
それは友達って事だろ?」

A「ジンペイさんの仰る通りですよ!」

チアキ「…バンドやる?」

ノーズ「やらねぇ」

チアキ「これのどこが友達?」

A「いいじゃないですかっ!
私なんてこのY学園に来る前は
ずーっと独りぼっちだったんですからねっ?」

拗ねたように頬を膨らますA。

チアキ/ノーズ《かっ…可愛いっ…》

チアキ「…Aって言ったっけ?」

A「あ、はい……」

チアキ「…ちょっと話があるんだけど、
今から時間ある?」

A「いい……ですけど……」

チアキ「んじゃ、決まり。
ノーズは先に帰ってて。僕はこれから
Aと話がしたいから」

ノーズ「あぁ、わかった」

チアキはAの手を引き、

何処かへ歩いていったのだった。

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臼見沢《意外な人達が意気投合しちゃった
みたいですね…》

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この後のストーリーは、
番外編にて書きたいと思っていますm(*_ _)m