(8) ページ28
ラント「君達学園マフィアに、力を貸して欲しいんだ」
その後、ソファに座り込むチアキにラント達は向き合う。
チアキ「…悪いけど、アンタら生徒会みたいな
権力を振り翳す系の人達には従わないっしょ」
ラント「確かに君の言う通り、今の生徒会は
権力を振り翳し、生徒達を強引に
抑え込んでいるという一面はある。
それは今後改善すべき所として考慮しよう」
チアキ「へぇ…」
ラント「だが、今はそんな事よりも
遥かに大きな問題に直面している」
チアキ「大きな問題…誤魔化すつもりか?」
A「……チアキさん。
信じていただけないかもしれませんが……
私達はエイリアンと戦っているんです!!」
チアキ「なん…だと…!? 今なんて…!!」
チアキはAの言葉に動揺する。
ラント「君達を味方にしたい理由は、
権力を誇示(こじ)する為ではない。
宇宙からの侵略者達と戦う為だ!」
チアキ「っ…!!」
するとチアキは突然ラントの胸倉を掴み…。
チアキ「どういう事だよ!?
もっと…もっと詳しく話せっ!!」
A「チアキさん……?」
チアキは激しく動揺していた…。
_____________________
ラント「我々は、こうしてアイツらと戦って来たんだ」
ラントは全てを話した。
見かねたAは、チアキの隣に座っている。
チアキ「マジかよ…そんな事が…」
ジンペイ「ちょっと待てよ、お前達!
宇宙人って何だよ! 聞いてねぇし!
何も聞いてねぇしっ!!」
A「ですから、ジンペイさん達は
記憶を消されているんですよ!」
ジンペイ「きっ…記憶にございましぇぇん…」
そう言ってジンペイは倒れ込む。
ラント「…」
そんなジンペイを冷めた目で見るラント。
ジンペイ「その目は何だっ!?」
怒鳴るジンペイ。
メラ「それにしても、衝撃の事実だな…」
フブキ「信じられない…」
コマ「でも、言われてみればあの日は…
Yサークルで何をしていたのか、
あまり覚えていなかった…」
マタロウ「でも何でAさんだけ…」
A「私を守って下さったポルカや会長のおかげです。
私だけなら、きっとジンペイさん達と同じように
記憶を消されていたかもしれませんから……」
ラント《どうしても、Aを守りたかったからな。
最初は俺が守る前にポルカに守られていたが…》
するとチアキはスっと立ち上がり…。
チアキ「…そういう事、早く言って欲しいっしょ」
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
X
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした!
31人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:∞倉安な〜りん∞ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/milokarosu1/
作成日時:2022年6月16日 14時