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ラント「君達学園マフィアに、力を貸して欲しいんだ」







その後、ソファに座り込むチアキにラント達は向き合う。







チアキ「…悪いけど、アンタら生徒会みたいな
権力を振り翳す系の人達には従わないっしょ」







ラント「確かに君の言う通り、今の生徒会は
権力を振り翳し、生徒達を強引に
抑え込んでいるという一面はある。
それは今後改善すべき所として考慮しよう」






チアキ「へぇ…」








ラント「だが、今はそんな事よりも
遥かに大きな問題に直面している」






チアキ「大きな問題…誤魔化すつもりか?」






A「……チアキさん。
信じていただけないかもしれませんが……
私達はエイリアンと戦っているんです!!」







チアキ「なん…だと…!? 今なんて…!!」







チアキはAの言葉に動揺する。








ラント「君達を味方にしたい理由は、
権力を誇示(こじ)する為ではない。
宇宙からの侵略者達と戦う為だ!」






チアキ「っ…!!」








するとチアキは突然ラントの胸倉を掴み…。







チアキ「どういう事だよ!?
もっと…もっと詳しく話せっ!!」









A「チアキさん……?」








チアキは激しく動揺していた…。








_____________________







ラント「我々は、こうしてアイツらと戦って来たんだ」







ラントは全てを話した。





見かねたAは、チアキの隣に座っている。





チアキ「マジかよ…そんな事が…」





ジンペイ「ちょっと待てよ、お前達!
宇宙人って何だよ! 聞いてねぇし!
何も聞いてねぇしっ!!」





A「ですから、ジンペイさん達は
記憶を消されているんですよ!」






ジンペイ「きっ…記憶にございましぇぇん…」






そう言ってジンペイは倒れ込む。






ラント「…」






そんなジンペイを冷めた目で見るラント。






ジンペイ「その目は何だっ!?」






怒鳴るジンペイ。






メラ「それにしても、衝撃の事実だな…」








フブキ「信じられない…」






コマ「でも、言われてみればあの日は…
Yサークルで何をしていたのか、
あまり覚えていなかった…」







マタロウ「でも何でAさんだけ…」






A「私を守って下さったポルカや会長のおかげです。
私だけなら、きっとジンペイさん達と同じように
記憶を消されていたかもしれませんから……」







ラント《どうしても、Aを守りたかったからな。
最初は俺が守る前にポルカに守られていたが…》






するとチアキはスっと立ち上がり…。








チアキ「…そういう事、早く言って欲しいっしょ」

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設定タグ:妖怪学園 , 愛され , アニメ沿い   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:∞倉安な〜りん∞ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/milokarosu1/  
作成日時:2022年6月16日 14時

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