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A達が中へ入ると、跳び箱の上に座っている
三又義ノズチカの姿が。
周りには不良達の姿も…。
フブキ「アイツがボス…!」
A「っ……」
ノーズ「フッ…誰かと思えば生徒会長…
それに、YKKクラブの諸君か」
ジンペイ「ちっがう! YKPだっ!」
コマ「YSPクラブだよ!」
ノーズ「ほう…よく見ると、
裏切り者のメラ君も居るようだなぁ…。
金に困って今度はコイツらに雇われたのかな?」
メラ「っ…」
ノーズ「で? 生徒会長が何の用だ?」
ラント「単刀直入に言おう。
君達学園マフィアに、私の味方になってもらいたい」
ノーズ「…はぁ? フフフフ…
ハッハハハハッ! 」
ノーズは突然笑い出す。
シノブ「あれが…ボスの三又義ノズチカ…!」
《…Aはあんな奴の近くに居て大丈夫なのか…? 》
バスケットボールが入った籠の後ろに隠れながら
シノブはスマホのカメラを構えていた。
ノーズを見て怯えながらも、
内心ではAの心配をしていた…。
ノーズ「お前は俺に関する予備知識も無しに
此処に来たのか? 俺は誰にも跪かない。
俺が従うのは、俺のみだ」
ラント「弱肉強食」
ノーズ「何?」
ラント「弱い者は強い者に従う。
それが自然の摂理だ」
ノーズ「ほう、お前が俺より
強いとでも言いたいのか?」
するとノーズは高い跳び箱から飛び降りた。
ノーズ「では、試してみるか」
ノーズの近くに居た不良達は後ろへ下がる。
A「会長っ……」
A達も後ろへ下がった。
ラント「さぁ、始めよう」
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- 恋愛運: ★★★☆☆
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作者名：∞倉安な〜りん∞ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/milokarosu1/
作成日時：2022年6月16日 14時
