10分遅刻の４人組 2

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か「伸びひんなぁ…」



サ「一回女子出したらこれやろ？」



は「アシスタントおらなおもんない書かれてもーてるもんな…」



ま「何言ってるの！私がいるじゃない！！！」




サ「まーちんうるさい」



ま「…」



か「何したら伸びるやろ〜…」



空気が凄いピリピリしている



Aも部屋から持ってきていた携帯で



コメント欄を見てみた




「レイターズ顔だけ」



「ネタはおもんないけど顔で何とかなってる(笑)」



「アシスタントだけでいい(笑)」



とか、そんなコメントばっかりだった





何か役に立てることは無いか考えていた時




タイミングよくさとるんが来た




ドアの前に座ってるAにちょっとビックリしながらも



Aが状況を話すと一緒に考えてくれた




さ「んならさ、ドッキリしやん？(ニヤ)」



『どんな？？』




さ「レイターズの本気を確かめる動画」




『ん？？？』




そこからドアの前で作戦会議をした




カメラはさとるんが持ってたから撮影の準備は満タン



部屋の中はもう、喧嘩が始まりそう




１度違う部屋で前撮りした




そして、部屋の前に行ってさとるんがカメラを持ってスイッチを入れた瞬間




(ガチャ)




｢『おーーい！レイターズ！』｣



とふたりで叫んだ




『何をグチグチ揉めとんねん』




さ「俺さっき来たけど喧嘩してるんか？」




レ「…」




レイターズはポカーンとしている




10分前




さ「はい！」



『こんにちは！アシスタントのAです！』



さ「カメラマン、さとるんです」




カメラに写ってるのはAだけ




『今日はちょっと、２人で勝手に撮ってるんですけど…(笑)』




さ「俺こんなん初めてやわ(笑)」




『とりあえず今レイターズが揉めてます(笑)』




さ「ほぼ喧嘩みたいな(笑)」




『それで、キレてるやつも居れば泣きべそかいてる奴もいますね(笑)』




さ「はい(笑)」




『え、それで何をするかは知りません(笑)』




さ「もう、決まってるやん」




『ん？』




さ「Aさ、人の事本気にさせる力あるやん？」




『説得力はあると思う(笑)メソメソするやつ嫌いやからな(笑)』




さ「その力を使ってレイターズにケジメをつけさせけください！！！」




『あ、そゆこと(笑)』



さ「そゆことです(笑)」




『んじゃ、早速行こか！』




『「アイフルぅ〜！」』

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