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結局キョウコと別れられなかった俺は、Aに上手く話し掛けられないでいる。何話せばいいかわかんねぇ俺はちっちゃいイタズラばっかりしている。小学生か!さっきの休み時間なんて……
シ「ほら、A見てみ!」
そう言うと俺は、手のひらの中に隠してたゴキブリのおもちゃをAに見せる。
『きゃっ!』
ン「うわぁーっ!!!無理無理無理無理!!」
シ「ンダホの方がリアクションでけぇし、うるせぇよ!」
ってAの方見たら隣のクラスから来てたマサイに抱きついてるし!
マ「あ、Aちゃん?」
『っマサイくん。ごめんね。虫苦手なの。』
マ「大丈夫だよ。本物がいても俺が退治してあげるから。」
『ぅん、ありがとう。』
キョウコ「シルクいじわるし過ぎじゃなーぃ?Aちゃんに嫌われるよー?」
「ごめん、やり過ぎたかな。A、ごめんな?」
『次したら許さないからっ!』
マサイの腰に抱きついたまま、涙目で怒ってる姿が可愛過ぎて直視できなかった。
そういや次の時間はHRで修学旅行の班決めだっけ?一緒の班なりてぇな。よし!普通に話し掛けてみよう。
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作者名:milkcrown | 作成日時:2018年12月18日 15時