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Aside
もう1年が終わっちゃうなぁ。今年はいろいろあったなぁ……。転校してから毎日が騒がしくって。
〜〜♪〜〜
電話?ンダホくんだ!
ン「もしもしー!今なにしてるのー?」
『ふふ。部屋でぼーっとしてたの。笑』
ン「明日の夜さ、みんなで年越しからの初詣行かない?」
『行きたいっ!実は友達と年越しってしたことないんだよね。』
ン「そうなんだ。めっちゃ寒いから暖かくしてきた方がいいよ!」
『そか。ありがとっ!』
ン「明日11時半に学校の近くの公園集合で!」
『いつものとこだね!楽しみにしてるね♪』
そっかぁ。みんなで年越し!楽しみだなぁ。たぶんシルクもいるけどみんながいるなら大丈夫だよね。あれからずっと避けちゃってるから……。あ、そうだ!
〜〜♪♪〜〜
『もしもし。マサイくん?』
マ「Aちゃん?どした?」
『さっきンダホくんから年越しに誘われたの。』
マ「ンダホが?あー毎年恒例のやつな!すっかり忘れてたわ。そうかもう明日大晦日なんかぁ。」
『マサイくんちょっとがんばりすぎじゃない?ちゃんと寝れてる?』
私にはよくわからないのだけれど、マサイくんは今パソコン関係の資格を取るために勉強している。
マ「大丈夫だよ。ちゃんと休んでるし、息抜きもしてるからさ。」
『じゃあ、明日は一緒に行けるんだよね?』
マ「おぅ!俺寒がりだからAに温めてもらうな!」
『ちょっと!あたしのことカイロ代わりにしないで!笑』
マ「ははっ!冗談だよ。風邪引かないように暖かくしてこいよ!」
『マサイくんもね。じゃあおやすみ。』
マ「ん、おやすみ。」
マサイくんの低い声。耳に響いてすごく落ち着く。なんだか眠くなってきちゃった……今日はもう寝ようっと。
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作者名:milkcrown | 作成日時:2018年12月18日 15時