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俺が混乱して叫びながら頭をかきむしってると、



マ「シルク!?どうかしたか?」



シ「いや、解けない問題があって……」



俺がこんななってる理由は言えねぇから適当にごまかした。



マ「へー!シルクでもそんな解けないことあんだな!」



シ「俺だって何でもできるわけじゃねえから。」



マ「そか。あ、Aが今から昼飯作ってくれるって!」



シ「あいつご飯とか作れんだ!」



マ「上手いよ!何回か作ってもらってっけど、どれもうまかったなぁ!」



シ「そっか。えらい違いだな。キョウコの料理は壊滅的だったからなぁ……。」



マ「あぁ!あの恐怖の調理実習な!」



シ「二回目からは俺が説得してる後ろで、モトキが必死に作ってくれてなんとかうまいもんが食べれたけどさ。笑」




マ「そういや、こないだの動画さ……、…



  ーーーーーーーーーーーーーーー

『ご飯できたよ〜っ!』


二人で編集の話をしてる間にいつの間にか時間が経っていたらしい。下へ降りると、いいにおいがしていた。


『簡単に、と思ってパスタなんだけど、シルクも好き嫌いなかったよね?』


シ「まぁ、大抵のものは食べれるかな!ってかうまそう!」



マ「ほんとだ!」


『じゃあ食べよっか♪』


「「「いただきまーす」」」



マ「食べたらさ、古典教えてくんね?」



シ「お前、古典が1番できねぇもんな。」


『二人とも口にミートソースつけたまま喋らないで。笑 ほら、口拭いて!』



マ「いや、Aこそほっぺたについてるから!」


そう言いながらも優しくティッシュで拭いてやってる。


シ「このスパゲティうめぇな!なんでこんなんできんだ?」



『ありがとー。ちっちゃい頃から両親が忙しくて……。休みの日にお母さんに習って平日は私が代わりにご飯とか作ってるからね。』


シ「へーえらいな!俺なんかこれが何の材料からできてるかもいまいちわかんねぇわ。」




マ「シルクはマジ料理音痴だもんな!」



シ「キョウコほどやる気がないから周りに迷惑はかけてない。笑」



『最近キョウコちゃんに家で料理教えてるんだよ。なんか、誰かさんに料理で負けたくないってがんばってるけど………。』


シ「誰かさん…………?まぁAに迷惑かけてなきゃいいけど。笑」


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作者名:milkcrown | 作成日時:2018年12月18日 15時

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