#アシュヴァッターマン 婀娜 ページ30
「…で……ここは……うーん…」
自分の周りの話している声で段々と意識が覚醒していく。
恐らく女性の声だった。私がが寝ている時に部屋に入ってくるのはマシュかフォウくん、くらいだと思ってたのに…これは明らかにマシュの声では無い。
『んん…っだれ…』
私が耐えきれず起き上がって時刻を確認すると、まだ早朝の6時であった。
まだカルデアが動き始める時間にはまだ早い。
そして私の部屋に入ってきている侵入者とは誰なのか。
「おはようAちゃん!このダヴィンチちゃんがモーニングコールをしにきたぞっ!」
早朝とは思えぬフレッシュな笑顔をしながら、私の部屋に不法侵入をしたダヴィンチちゃん。絶対悪いなんて思ってない。
それにしても、普段こんな事をしないのに何故だろうか。
『おはようダヴィンチちゃん。なんでこんな事を…』
「今日はHappy Halloween!!!可愛いAちゃんはカルデアの顔! これはもう仮装するしかないよ。」
そう言って彼女が出してきたのは、所謂“彼を誘惑させちゃおう”グッズであった。
ラインナップはナース、赤ずきん、アリスの服。まあそこはいいんだけど…
『露出多過ぎない!?!?』
「今年はね、マスターにも出来ちゃったでしょ。アレ。」
彼女は得意気に私に目配せをする。
そう、去年はまだ顕現できなかったが今年からアシュヴァッターマンというサーヴァントを召喚して、彼とあれこれあって付き合うことになった。人生とは分からないものである。
『いやまあ、そうなんだけど恥ずかしいよ流石に…。』
彼氏に見せるとしても、その露出はちょっと…。
まだハードルが高くて自分が来ているのを想像するだけでも恥ずかしかった。
だが、渋い顔をしている私を見て彼女は少しムスッとした表情になる。
「Aちゃん!付き合ってから結構経つのにまだなにもアクションを起こしてないんだって?幾ら神聖な彼であっても、思いが通じ合ってるんだからなにかしてあげないと…。」
『うぅ……。面目ない…。』
「だから、この中から選んで今日はハロウィンパーティーしましょ。彼にアピールするんだ。いいね?」
少し圧のあるダヴィンチちゃんに押されて半端強制的に返事をした私はまだ日本の職業であり夢見てないナース服を選んだ。これに着替えるのか…。
ダヴィンチちゃんはと言うと、私が服を受け取った後「早く来なよ!」と言って颯爽と去っていった。
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にょると(プロフ) - 愛里さん» こちらこそリクエストありがとうございました!!またありましたら宜しくお願いします。 (2020年2月26日 23時) (レス) id: ac6d2afe74 (このIDを非表示/違反報告)
愛里(プロフ) - にょるとさん» 孔明先生かっこいいです。ありがとうございました! (2020年2月26日 20時) (レス) id: 95c5af7e07 (このIDを非表示/違反報告)
にょると(プロフ) - えのぐさん» コメントありがとうございます!サーヴァントの表記直したつもりでしたがまた見直してみます!ありがとうございます。アンコールですか了解しました!!ドロ甘で書きますね(握手) (2020年2月16日 2時) (レス) id: ac6d2afe74 (このIDを非表示/違反報告)
えのぐ(プロフ) - それと、リクエストです!初期鯖ですこすこな始皇帝と言いたいところなんですけど多分(きっと)(おそらく)難しいと思うのでアスクレピオス先生アンコールってできるでしょうか…このコメント見れててなおかつ小説を綴る活力があればお願いします!! (2020年2月16日 1時) (レス) id: 6a2a84fe35 (このIDを非表示/違反報告)
えのぐ(プロフ) - 初めまして!!アスクレピオス先生100Lv勢なので(そういうことです)超ヒョッ…(尊死)ってなりました。あと細かいと思うんですけどサーバントではなくサーヴァントだったはず…です。間違ってたらすいません!! (2020年2月16日 1時) (レス) id: 6a2a84fe35 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:にょると | 作成日時:2019年8月2日 22時