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♯アスクレピオス 記憶 ページ2

彼は 「そうか」とだけ言って一息ついた。



刑部姫と問診していた時とは明らかに違う様子に私は少し戸惑っていた。
何か気を遣っているのだろうか



『アスクレピオス、なんか私に気を遣ってるなら別に要らないよ。自然体の貴方とお話がしたいな』



私は少し座高が高い彼を覗き込んで、表情を確認したかったけどアスクレピオスは仮面を付けてるから目元しか分からなかった。



「…別に気を遣ってなどいない。ただ、無断でマスターの部屋に忍び込み勝手に呼び出すのは相手の気に障るかもしれないだろう。___だがその心配もないようだな。」


そう言って少し笑った気がした。


アスクレピオスはその後、私に問診をして身長、体重その他諸々全て測り記録していった。


「少し痩せてるな。最近無理したこととかあったか」


『特にないよ。』


「そうか。」


特別な会話は一切せず、‘医者と患者’の会話が淡々と続いていく。


私が少し飽きてきた時、彼はペンと紙を置き
30センチ離れていた私達の距離を縮めてきた。


『えっ!?ちょ…まってってアスクレピオスッ』

急に近づいてきた彼に対応しきれずあたふたしている私をおいて、彼は私の手や顔、首元、様々な所に手を当てて思考する。



これは私が考えてはいけないことだ。やめて大人しくしよう。


私が仏様のように何も動じないと決めた時、
彼の手が私の頬に伸びた。


びっくりしたけど、その時の彼の‘表情’を見たら何も声は出なかった。



_____今にも泣きそうな顔をしていたから



でもこのままでは、と思い決心して声をかける


『アスクレピオス…?』


…反応がない。ちょっと困るよアスクレピオス。
あんまりそういう事に免疫ない私はどうしようか迷っていた。



「…A。」


ぼそっと呟かれた言葉には確かに私の名前。

えっ、と私が驚く間もなく彼はそのまま床に倒れていった。



「_____愛している」





そう言葉を紡ぎながら。





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初めましてにょるとです。1話読んでくれてありがとうございます(*^^*)
私の推し、アスクレピオスことぴおしゅくんを書かせて頂きました。


わからなかった方居ますよね。はい。最初はこういう雰囲気書きたいじゃないですか((
これは顕現失敗、というか記憶‘メモリー’の中に前世の主人公がいて、その時は恋仲だった。
でもアスクレピオスは覚えててマスターだけは記憶には残ってない。葛藤から食事を摂取せず倒れた形ですね笑

#ロマン 残留→←♯アスクレピオス 記憶



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作品ジャンル:アニメ
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にょると(プロフ) - 愛里さん» こちらこそリクエストありがとうございました!!またありましたら宜しくお願いします。 (2020年2月26日 23時) (レス) id: ac6d2afe74 (このIDを非表示/違反報告)
愛里(プロフ) - にょるとさん» 孔明先生かっこいいです。ありがとうございました! (2020年2月26日 20時) (レス) id: 95c5af7e07 (このIDを非表示/違反報告)
にょると(プロフ) - えのぐさん» コメントありがとうございます!サーヴァントの表記直したつもりでしたがまた見直してみます!ありがとうございます。アンコールですか了解しました!!ドロ甘で書きますね(握手) (2020年2月16日 2時) (レス) id: ac6d2afe74 (このIDを非表示/違反報告)
えのぐ(プロフ) - それと、リクエストです!初期鯖ですこすこな始皇帝と言いたいところなんですけど多分(きっと)(おそらく)難しいと思うのでアスクレピオス先生アンコールってできるでしょうか…このコメント見れててなおかつ小説を綴る活力があればお願いします!! (2020年2月16日 1時) (レス) id: 6a2a84fe35 (このIDを非表示/違反報告)
えのぐ(プロフ) - 初めまして!!アスクレピオス先生100Lv勢なので(そういうことです)超ヒョッ…(尊死)ってなりました。あと細かいと思うんですけどサーバントではなくサーヴァントだったはず…です。間違ってたらすいません!! (2020年2月16日 1時) (レス) id: 6a2a84fe35 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:にょると | 作成日時:2019年8月2日 22時

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