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「…ほんまに話ないん?」
渋「ないよ」
「…なら電話でよかったやん」
渋「4年も会うてなかったんやで?」
それは、メンバーも一緒やん、と
言いかけて、やめた
「…渋谷さん、老けた」
渋「4歳ぶん?」
「もっと」
アイドルの時より、全然
老けた
あの時は、ほんまにキラキラしていた
老けキャラ言われてたし、
確かに楽屋とか、ふとした瞬間とか
おっさんぽかったところも
あったけど、
ライブが始まると、ほんまにずっとキラキラしていた
ステージの中心で、
誰よりも
「私は、関ジャニの渋谷さんが一番好きやった」
渋「…おう」
怒るでもなく、
笑うでもなく、
そっと吐き出したようにいった、その2文字
どういう思いで、言ったんやろう
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作者名:みくや | 作成日時:2024年3月24日 22時