検索窓
今日:58 hit、昨日:40 hit、合計:6,117 hit

29 ページ29



 








 












「…ほな、数時間で戻ると思いますけど」





4人「行ってらっしゃい」





安「車で行くならお酒あかんで?

 ちゃんと帰ってきいや?」





「大丈夫ですよ」






 















スピーカーにして発信する





渋「今どこ」




「渋谷さんの前の家の近くの

 公園でいいですか?」





渋「前の家?」





「よく私が送ってった家

 今もう引っ越したりしてるでしょ?」





渋「や、変わってないわ

 あそこな、あとどれくらい?」






「今家出たので、20分くらい」






渋「車?」






「うん」






渋「わかった」



 



 






カーラジオから聞こえてくる声も




全然頭に入ってこない








4年ぶりに会って



何を話せばええんやろ










道が思いの外混んでいて



あまり進んでいかない










それでいいと思った










まだ、本当に会うか迷ってるくらいやし













正直、今日渋谷さんが、村上さんに



私の生存確認の連絡をしなければ






私は本当は、すっぽかそうと思ってた











ようやく進み出した車の助手席でスマホが光った










信号が赤のタイミングで出た









「何?」





安「…ちゃんと帰ってきてや?」



 

30→←28



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (28 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
69人がお気に入り
設定タグ:関ジャニ∞ , SUPEREIGHT , 安田章大   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:みくや | 作成日時:2024年3月24日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。