16 ページ16
*
「…渋谷さん、元気かな」ブオーッ
安「A、渋やんと
いっちゃん仲良かったもんな」ブオーッ
「…」カチッ
安「…?」
渋谷さん
いつだって
エイターのことを一番に考えて
音楽に愛されてた
音楽を
愛していた
関ジャニのみんなに愛されて
関ジャニを家族のように
愛していた
「…うわ〜会いたいな!渋谷さん〜〜〜」
安「なんでそんな空元気なぁ」
「ちょっと思い出しちゃいました!」ゴシゴシ
安「アホぉ、自分の家でくらい、無理すんな」
「…う〜〜〜」グスッ
安「はいはい〜」バサッ
安田さんは
首にかけてたタオルを
バサッと投げて私の頭にかけた
安「…ほれ」スッ
渡されたのは、安田さんのスマホ
画面には渋谷すばるへ発信中の文字
渋谷さんがいなくなってから
連絡を取らなくなった
まぁ、仕事上の関係だったので、
当たり前なのかもしれないけど
錦戸さんと違って
渋谷さんは、
向こうから連絡をしてくることもなかったし
「怖いな、出たらどうしよう
…やっぱり返す、スマホ」
安「なんでや(笑)
俺たまにやけど電話するでぇ?」
発信中…
プッ
渋「もしもし、ヤス?」
安「おん、今大丈夫〜?」
渋「ええよ」
ほれ
安田さんはやっぱり
スマホを手渡してきた
68人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:みくや | 作成日時:2024年3月24日 22時