5話 ページ5
___H歴1年
覇権を握った女たちの宣言通り既存の武器は一掃された
女たちは精神に干渉し攻撃することができる“ヒプノシスマイク”を使い武装勢力を駆逐
世界から武器を使った戦争はこの1年でほとんど根絶された
そして
池袋
新宿
浅草
秋葉原
といった地名は撤廃され中央区とそれ以外といった分け方をされた
女たちは希望者にヒプノシスマイクを配り、男たちに言った
“自分の領土はこれで奪い取れ”
と
「あ〜あ…暇だなぁ〜…外行きたいなぁ…」
ココアを作りながらそう呟くと寂雷もコーヒーをつくりながら
「だめですよ。危ないです」
と言った
「寂雷って過保護!」
そう話していると今度衢くんが部屋に入ってくる
「衢くん!お疲れ様!」
「寂雷さん Aさんお疲れ様です!」
「はいお疲れ様です」
「衢くんも飲みますか?」
そう寂雷が言うと衢くんが慌てて此方に近寄ってくる
「あ すみません!僕が淹れます!」
「いーよいーよ。これくらい」
「いえいえ。寂雷さん達には身寄りない僕を育てていただいた恩があります
少しでもお役に立ちたいんです」
そういうと衢くんは私たちが座るように背中を押す
その衢くんの様子に寂雷は笑って
「すまない
それじゃお願いするよ」
「最高のコーヒーを淹れますよ!」
ーーーーーーー
小話
「あれ?そういえばAさんダイエットは?」
「ん〜とね〜止めた!」
「あはは…」
「まあAならダイエットしなくても大丈夫ですよ」
「そうだよね〜!!へへっ」
続く (更新停止中) お気に入り登録で更新通知を受け取ろう
←4話
32人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ヘアリー | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/HAK/
作成日時:2019年6月16日 21時